2023年、日本プロ野球で初めてプレイする「外国人選手」をリスト化!
すべて新外国人選手ばかりです
- 2022年の成績
- メジャーと3Aの通算成績
- プレイ動画
2022年の外国人選手は、下の記事にまとめています
新来日外国人の成績・プロフィール紹介 / 元・メジャーリーグ・マイナーリーグ
2023年新外国人獲得の特徴:
- 「右打者」に集中している
- 三振多めで、四球率の低い打者が多い
又、今年も「Pacific Coast League(3A)」で「好成績をあげた打者」と契約する傾向が続いています。
- 「Pacific Coast League(3A)」は、打高投低
- 「Mexican League」は、超・打高投低
以上を頭に入れて、成績をみてください
Pacific Coast League(3A):
- 湿気のない乾燥地(砂漠地帯)
- 気温が高い灼熱地帯
- 標高が高くボールが飛びやすい土地
打者有利な球場が多く、打撃成績を残しやすいリーグ
東京ヤクルトスワローズ
Raynel Espinal(ライネル・エスピナル)
右投げの先発&リリーフ投手(31歳)
球団は「先発投手」として起用方針
24歳でアメリカに配属された「遅咲きの選手」
メジャー経験は3試合のみ
直近3年間の3Aでの成績は、三振率・四球率ともに良好
▼ 2022年の動画
Dillon Peters(ディロン・ピーターズ)
左の先発投手
2022年はリリーフ転向
直球は140km前半、球種が多彩な変化球投手
カーブ、チェンジアップを中心に組み立て、2022年は2シームとスライダーを大幅に増やしている。
・ ピーターズ投手の投球分布図(球種別)
2017年までは四球が少ない「ゴロ量産型」であったが、以後はゴロ率・四球ともに平均的。
三振率も平均的で、目立つ特徴はない
▼ 2022年の成績
メジャー(Pirates)
22試合、5勝2敗、防御率 4.58、39.1回、35安打、17四死球、26三振
3A(Indianapolis)
5試合、0勝0敗、防御率 1.17、7.2回、5安打、3四死球、7三振
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
メジャーリーグ通算
59試合、13勝12敗、防御率 5.30、198.2回、215安打、96四死球、150三振
3A通算
50試合 13勝10敗、防御率 5.22、220.2回、259安打、76四死球、210三振
3A通算成績の半数は、投手不利な「Salt Lake」での成績です
▼ 2021年動画
Keone Kela(ケオーニ・ケラ)
獲得調査中
150km後半の直球とカーブの2種類で、打者を牛耳るパワー系投手
2018年には「クローザー」の経験もある(24セーブ)
メジャーでは三振率がかなり高く、四球率は平均よりやや上のレベル
カーブの空振り率は、かなり高かった
元々直球は高めが多く、近年はカーブも高くなっている
カーブの精度が鍵になりそうだ
メジャー時代のカーブが維持できれば、日本の打者は苦戦しそう
中継ぎ起用で様子を見てから、セットアップ・クローザーに昇格させるのが順当か
▼ 2022年の成績
3A(Reno, Oklahoma City)
16試合、2勝1敗1S、防御率 5.77、15.2回、14安打、15四死球、16三振
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
メジャーリーグ通算
243試合 23勝13敗28S、防御率 3.33、227.1回、171安打、91四死球、279三振
3A通算
25試合 1勝2敗2S、防御率 6.00、24回、25安打、17四死球、34三振
▼ 2021年の動画
▼ 2018年の動画
阪神タイガース
Sheldon Neuse(シェルドン・ノイジー)
▼ 2017年10月18日(筆者撮影)
流し打ちが多く、広角に打つ「アベレージヒッター」
四球率は低めで、三振は多めの傾向あり。
内野は全て守れる「ユーティリティープレーヤー」
外野経験は、ほとんどありません。
外野手が欲しい「チーム事情」なんで、どれだけチャンスが与えられるのか疑問あり
成績と動画は下のリンク先にまとめています
Johan Mieses(ホアン・ミエセス)
右打ちの外野手
メジャー経験なし
巨漢選手ではあるが、通算793試合でDH起用は21試合しかない。
3Aで平均以上の長打力を、発揮している中距離砲
2A時代までは四球率が低かったが、直近3年間は四球率が上昇している。
三振率は高く、引っ張り傾向が強い
2022年マイナーリーグの成績
3A(Worester)
60試合、打率.271、12本塁打、35打点、出塁率.387、OPS .924
3Aの成績
141試合、打率.254、26本塁打、78打点、出塁率.355、OPS .845
▼ 3Aの本塁打
Jeremy Beasley(ジェレミー・ビーズリー)
右のリリーフ投手
2019年までは先発投手であったが、2022年からはブルペンに回っている
直球とスライダーを中心に組み立て、スプリットも投げる
リリーフ転向後、フライ率が急上昇している
2022年の成績
メジャーリーグ(Blue Jays)
6試合、0勝0敗、防御率 7.20、5回、6安打、2四死球、6三振
3A(Buffalo, Indianapolis)
20試合、2勝1敗、防御率 2.61、38回、22安打、13四死球、43三振
▼ 日本とレベルの近い、メジャーと3Aの通算成績
メジャーリーグ通算
18試合、0勝1敗、防御率 5.84、24.2回、23安打、18四死球、33三振
3A通算
40試合、6勝1敗1S、防御率 3.71、70.1回、54安打、36四死球、82三振
Brian Keller(ブライアン・ケラー)
右の先発投手
メジャー経験なし
直近2年間は、先発とリリーフ両方を兼ねている
三振の取れる「フライ系」投手。フライ率はビースリー投手ほど高くない
3A昇格後は、四球率が約2倍に急上昇している
2022年マイナーリーグの成績
3A(Worester)
31試合、6勝5敗、防御率 3.27、113回、59四死球、126三振
3Aの通算成績
62試合、9勝9敗、防御率 3.63、195.2回、118四死球、216三振
読売ジャイアンツ
Lewis Brinson(ルイス・ブリンソン)
右打ちの外野手
身体能力の高い、元・有望株選手であった。
プロ2年目、447打数で191三振と「三振量産型の一発屋」であったが、3年目に打撃スタイルを変えて成績を向上
100三振以内に収め、打率も約1割アップさせた
この間の打撃コーチは、元横浜ベイスターズのローズ選手
メジャーでは三振が多く、四球がかなり少ない打者
ボール球に手をだす傾向が強い
成績と動画は下のリンク先にまとめています
Tyler Beede(タイラー・ビーディ)
長身の右投手
150kmを超える直球と、チェンジアップ中心の投球スタイル
四死球率が高く、2022年は三振率が急落している。
2020年に右ひじ手術。
2013年日米大学野球で来日経験あり。
成績と動画は下のリンク先にまとめています
Foster Griffin(フォスター・グリフィン)
長身の左投手
スライダーを中心に組み立てる、先発投手。
2021年までは先発専門だった。
三振・四球率は平均的だが、メジャーでは平均をかなり下回っている。
ゴロ率がかなり高く、メジャーでも同じ水準を確保できているのは好材料。
Yohander Méndez(ヨハンダー・メンデス)
左の先発投手
コロナ以降の3年間で、総登板数は40試合に満たない
直球、チェンジアップ、スライダーが中心で、2シームとカーブも投げる
メジャーでは三振率・四球率は平均以下だが、3Aでは平均的な数字を残している。
フライ系投手で、狭い「東京ドーム」では不安がある
2022年は超打者天国「メキシカンリーグ」で、好成績を上げている。
アルモンテ・カリスタ両選手(中日)とチームメイトだった
メキシカンリーグでこの成績はかなり優秀
2022年の成績
メキシカンリーグ(Monterrey)
15試合、7勝0敗、防御率 2.78、74.1回、27四死球、61三振
▼ 日本とレベルの近い、メジャーと3Aの通算成績
メジャーリーグ通算成績
20試合、3勝3敗、防御率 6.23、47.2回、26四死球、33三振
3A通算成績
24試合、4勝9敗、防御率 3.71、97回、47四死球、87三振
Yoan Lopez(ヨハン・ロペス)
右のリリーフ投手。
2016年までは先発で育成されていたが、2017年以降はリリーフ専門
150km台の直球とスライダーの2種類のみ
メジャーでは三振・四球ともに平均的で、特徴のない投手
空振り率はあまり高くない
球種が少なくスライダー頼み
日本によくいるタイプの投手なだけに、シーズン途中で球種を増やし「モデルチェンジ」も考えられる
▼ 2022年の成績
メジャーリーグ(Mets)
8試合、 1勝0敗、防御率 5.73、11回、14安打、6四死球、10三振
3A(Syracuse)
29試合、2勝2敗2S、防御率 5.14、35回、41安打、15四死球、38三振
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
メジャーリーグ通算
121試合、 3勝8敗1S、防御率 4.39、112.2回、112安打、39四死球、92三振
3A通算
64試合、 5勝4敗5S、防御率 4.20、70.2回、72安打、30四死球、78三振
▼ 2021-2022年の動画
Elvis Luciano(エルビス・ルシアーノ)
育成枠で契約した、右の先発投手。
メジャーでは全てリリーフ起用
140㎞後半の直球とスライダー・チェンジアップを投げる
直近3年間、四球率が上昇している
2022年は2Aで、2試合しか登板していない。
▼ 2022年の成績
2A(New Hampshire)
2試合、0勝2敗、防御率 21.00、3回、8安打、4四死球、2三振
▼ メジャーの通算成績
25試合、1勝0敗、防御率 5.35、33.2回、36安打、27四死球、27三振
▼ 動画(メジャー時代)
広島東洋カープ
Matt Davidson(マット・デビットソン)
▼ 2015年6月18日(筆者撮影)
長打力のある、右打ちの3塁手
元・有望株選手として、期待値が高かった選手。
2017-2018年の2年間、レギュラー選手としてメジャリーグ定着。
2019年以降は、ほぼ3Aでプレイしている。
成績と動画は下のリンク先にまとめています
横浜DeNAベイスターズ
Trevor Bauer(トレバー・バウワー)
▼ 2009年7月16日・神宮球場(筆者撮影)
右の先発投手
日米大学野球で来日経験がある
2020年のシーズンオフ、FAの目玉選手で大きな注目を浴びた「超一流投手」だった。
2021年の年俸は2800万ドル(約39億円)
2021年はDodgersでプレイするも「異性への暴力行為」が問題になり、長期間の出場停止処分を受けた。
最終登板は2021年6月28日で、約2年間登板機会がありません。
約2年間のブランクが、どう影響するのか不透明です。
順調にゆけば5月・6月あたりに実戦登板できるかもしれません。
▼ 2021年の成績
メジャーリーグ(Dodgers)
17試合、8勝5敗、防御率 2.59、107.2回、71安打、40四死球、137三振
▼ メジャーの通算成績
222試合、83勝69敗、防御率 3.79、1297.2回、1122安打、557四死球、1416三振
J. B. Wendelken(J.B.ウェンデルケン)
▼ 2015年10月22日(筆者撮影)
右のリリーフ投手
直球を主体にスライダー、チェンジアップ、2シームを投げ分ける投球スタイル
近年はカーブを大幅に減らして、2シームを増やしている。
2シームを増やしたためか、ゴロ率がやや上昇傾向にある
三振はやや多め、四球率は平均的
メジャーでは平均的な中継ぎ投手だが、日本野球なら球威は平均以上のレベル
メジャーと3Aで通算270登板しており、経験豊富な「使える投手」
成績と動画は、下のリンク先にまとめています
Trey Amburgey(トレイ・アンバギー)
平均以上の走力がある、右の外野手(28歳)
三振は多いが、長打力はある
マイナーリーグでの実績が少なく、メジャー経験も4打席のみ
コロナの影響もあり直近3年間は、132試合しか経験できていない
2019年の3Aでは、マクブルーム選手(広島)・加藤選手(日本ハム)とチームメイトだった。
戦力層の厚い「外野陣」を考えると、出場チャンスはオースティン選手がいない前半のみになりそう
▼ 2022年の成績
3A(Louisville, Tacoma)
59試合、打率.208、9本塁打、19打点、出塁率.280、OPS .661
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
メジャー通算
2試合、打率.000、0本塁打、0打点、出塁率.000、OPS .000
3A通算
254試合、打率.259、39本塁打、133打点、出塁率.321、OPS .785
中日ドラゴンズ
Humberto Mejia(ウンベルト・メヒア)
「高い制球力」が武器の先発専門投手。
右投げ、26歳
球速140km後半の4シームを主体に、スライダー・チェンジアップ・カーブを投げる
3Aでは四球率が急上昇しているが、本拠地が「超打者天国のReno」の影響と思われる。
日本によくいるタイプで、将来性を期待しての獲得か・・・
2023年の成績
3A(Syracuse)
8試合、1勝3敗、防御率6.17、35回、30三振、12四死球
通算成績
3A
32試合、9勝9敗、防御率6.21、121.2回、99三振、43四死球
メジャー
8試合、0勝5敗、防御率4.51、32.1回、31三振、16四死球
▼ 2020年動画
Orlando Calixte(オルランド・カリステ)
内外野を守れる「ユーティリティープレーヤー」
長打力は平均的で、四球が少なく三振が多い特徴あり。
2022年は好成績をあげているが、超打高投低「メキシカンリーグ」の成績で当てにできない
成績と動画は下のリンク先にまとめています
Aristides Aquino(アリスティデス・アキーノ)
右打ちの外野手
パワーヒッターで長打が期待できるが、メジャーでは変化球への対応に苦戦している。
三振はかなり多い
2020-2022年の3年間、全て打率は1割台
メジャーでは低打率に苦しんだが、3Aでは強打者レベルの好成績を上げている。
典型的な4A選手。
- 確実性はビジエド選手
- 一発長打はアキーノ選手
違うタイプの打者を、中軸に揃えることになる
▼ ビシエド選手との比較(メジャー時代)
長打力:かなり高い
四死球率:高い
三振率:かなり高い
打球方向:かなり引っ張り傾向あり
ゴロ率:低い
メジャー時代はどちらも、打者有利の本拠地でプレイ条件が似ています
直近3年に限れば、長打力はビシエド選手より「やや上」のレベル
長打力は、ゲレーロ選手(元中日・巨人)にやや近いかも
現在(11月27日時点)、ドミニカ冬季リーグに参加中
打率.160、75打数で30三振している
守備力は平均以上で、2022年はかなり良い数字を記録
広い「バンテリンドーム」でも、我慢して起用できそう
2022年の成績
メジャーリーグ(Reds)
80試合、打率.197、10本塁打、30打点、出塁率.246、OPS .609
3A(Louisville)
22試合、打率.312、8本塁打、19打点、出塁率.407、OPS 1.108
▼ 日本とレベルの近い、メジャーと3Aの通算成績
メジャーリーグの通算成績
244試合、打率.211、41本塁打、108打点、出塁率.285、OPS .719
3Aの通算成績
106試合、打率.300、37本塁打、77打点、出塁率.374、OPS 1.018
▼ 2022年の打撃動画
▼ 2022年の守備動画
オリックス・バファローズ
Leandro Cedeno(レアンドロ・セデーニョ)
24歳の長打が期待できる若手打者
1塁&外野を守る
四球率がかなり低く、三振も多い打者。
24歳の若さでメジャー球団が、「保有権を放棄する選手」だと頭にいれておくべき。
2022年の成績は、打者有利の「Texas League」で参考になりません。
でも、「Texas League」の30本塁打は簡単ではない。
長打力は高い。
育成契約なので、長い眼でみましょう
2022年マイナーリーグの成績
2A(Amarillo)
109試合、打率.310、30本塁打、93打点、出塁率.374、OPS .937
3A(Reno)
14試合、打率.291、2本塁打、10打点、出塁率.328、OPS .764
Marwin Gonzalez(マーウィン・ゴンザレス)
内外野の全てのポジションを守る、スイッチヒッター
スーパーユーティリティープレーヤーとして、メジャーで高い評価を受けた時期もある。
2017年、メジャーリーグで高い打撃成績を上げたが、これは「サイン盗み」の恩恵であることは有名
四球率が低く、打率も高くない
直近3年間は、低打率・低出塁率で戦力度が低い
2023年開幕時点には「34歳」で、中心的な働きには疑問がある
▼ 2022年の成績
メジャー(Yankees)
85試合、打率.185、6本塁打、18打点、出塁率.255、OPS .576
▼ メジャーの通算成績
メジャー通算
1138試合、打率.252、107本塁打、415打点、出塁率.310、OPS .709
Frank Schwindel(フランク・シュウィンデル)
右打ちの一塁手
捕手&1塁手であったが、2016年からは「1塁」に専念
長打力は平均より上で、アプローチは積極的な打者
打率を残せるタイプだが、「四球率」は低い
2022年の成績
メジャーリーグ(Cubs)
75試合、打率.229、8本塁打、36打点、出塁率.277、OPS .635
3A(Iowa)
10試合、打率.216、1本塁打、4打点、出塁率.216、OPS .465
▼ 日本とレベルの近い、メジャーと3Aの通算成績
メジャーリーグの通算成績
145試合、打率.269、22本塁打、79打点、出塁率.315、OPS .771
3Aの通算成績
344試合、打率.295、69本塁打、261打点、出塁率.331、OPS .851
▼ 2022年ホームラン動画
▼ 2021年ホームラン動画
Jharel Cotton(ジャレル・コットン)
2015年10月22日(筆者撮影)
右投げのリリーフ&先発投手
球種が豊富な「変化球投手」。
先発時代は四球が少ない特徴があったが、リリーフ転向後は四球が急増
直近2年間、2シームとカットボールを減らしたためか、フライ率も急上昇している。
動画と成績は、下のリンク先にまとめています
ジェイコブ・ニックス(Jacob Nix)
右の先発投手
持ち球は、カーブ・チェンジアップ・スライダー
2019年を最後に、直近3年間は登板がない(2019年は6試合登板)
メジャーと3Aを合わせても、12試合しか登板経験がない
2Aを入れても通算27試合のみ
四球が少ない特徴はあるが、経験値の低さ・故障明けを考えると、過去のデータは参考にならない
故障で3年間プレイしていないので、ファームで登板機会を重ねながら様子見になると思われる
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
メジャーリーグ通算
9試合、2勝5敗、防御率 7.02、42.1回、52安打、13四死球、21三振
3A通算
2試合、2勝0敗、防御率 0.53、17回、12安打、1四死球、15三振
▼ 0:40~1:05がニックス投手
福岡ソフトバンクホークス
Courtney Hawkins(コートニー・ホーキンス)
2016年10月20日(筆者撮影)
宮崎秋季キャンプにテスト参加していた、ホーキンス選手
右打ちの外野手
ドラフト1巡目指名された、元・期待の若手選手。
残念ながらメジャリーグ昇格はできず、マイナーリーグでも苦戦。
独立リーグでプレイして、覚醒しています。
2022年の独立リーグは、一番レベルが高い「Atlantic League」
第2のウォーカー選手(巨人)を期待しての獲得か
動画と成績は、下のリンク先にまとめています
Willians Astudillo(ウイリアン・アストゥディーヨ)
右打ちの中距離砲
マイナー時代は、長打力のない「アベレージヒッター」だった。
メジャーでは、平均的な長打力をみせている
三振と四球が、異常に少ない特徴がある「超積極的な打者」
ボール球に手をだす確率もかなり高い
・ アストゥディーヨ / スイング分布図(コース別)
身体能力高い「ユーティリティープレーヤー」で、捕手を中心に「1塁&3塁」を守っていた。
直近3年は捕手の出場機会が減らし、外野での出場を増やしている
2022年メジャーリーグの成績
21試合、打率.241、1本塁打、4打点、出塁率.255、OPS .551
2022年マイナーリーグの成績(3A)
75試合、打率.307、16本塁打、53打点、出塁率.371、OPS .912
メジャーリーグ通算
190試合、打率267、16本塁打、70打点、出塁率.291、OPS .687
3A通算
229試合、打率310、39本塁打、140打点、出塁率.354、OPS .864
千葉ロッテマリーンズ
Luis Castillo(ルイス・カスティーヨ)
スリークォーターから投げる長身の右投手
3A・メジャー経験は2シーズンのみで、高いレベルでの経験は浅い。(通算60登板)
2シームを主体に、チェンジアップとスライダーを投げる「ゴロ量産型」
ゲレーロ投手と異なるタイプを、ブルペン配置することになる
四球率は平均以下で、近年は奪三振率を上昇させている。
2021年の3Aでは苦戦したが、打者有利の「Pacific Coast League」なので参考にならない
2022年は、3A「International League」で好成績を上げている。
ゴロ率54%、三振率23.4%、四球率6.6%
▼ 2022年の成績
メジャーリーグ(Tigers)
3試合、0勝0敗、防御率 0.00、3.2回、2安打、0四死球、4三振
3A(Toledo)
40試合、4勝1敗、防御率 1.74、41.1回、39安打、12四死球、39三振
▼ 日本とレベルの近い、メジャーと3Aの通算成績
メジャーリーグ通算
3試合、0勝0敗、防御率 0.00、3.2回、2安打、0四死球、4三振
3A通算
57試合、6勝4敗1S、防御率 3.28、60.1回、68安打、27四死球、53三振
▼ 2022年の動画
▼ 2020-2021ドミニカ冬季リーグ
Luis Perdomo(ルイス・ペルドモ)
右の先発投手
メジャーリーグで2シーズン、ローテーションに入った経験がある。
2016-2017年の2年間で、通算17勝している。
2019年以降は「リリーフ起用」
イチロー選手との対戦で、日本では何度も取り上げられていた。
2シームを主体にゴロを打たせる「ゴロ量産型投手」
四球率は平均的で、三振率は低め
持ち球は、2シーム・スライダー・チェンジアップ
既に契約しているカスティーヨ投手と同じ「ゴロ量産タイプ」で、内野手の守備力が「鍵」となる
▼ 2022年の成績
メジャーリーグ(Brewers)
14試合、3勝0敗、防御率 3.80、23.2回、24安打、4四死球、12三振
3A(Nashville)
24試合、2勝0敗4S、防御率 2.67、30.1回、21安打、6四死球、33三振
▼ 日本とレベルの近い、メジャーと3Aの通算成績
メジャーリーグ通算
147試合、23勝31敗、防御率 5.12、468回、537安打、185四死球、345三振
3A通算
48試合、10勝4敗5S、防御率 3.44、120.1回、114安打、33四死球、111三振
▼ 2022年の動画
▼ イチロー日米通算4256安打(タイ記録)
Daritzon Feliz(ダリットソン・フェリス)
育成枠で契約した、左投手
2021年の1Aが最高位
先発投手として育成されていたが、2021年は全てリリーフ起用であった。
四球率は高い
2022年はプレイしていない
▼ 2021年の成績
1A(Lynchburg)
29試合、4勝3敗1S、防御率 7.09、53.1回、75安打、33四死球、59三振
東北楽天ゴールデンイーグルス
Maikel Franco(マイケル・フランコ)
右打ちの3塁手
メジャー900試合以上を経験しているが、まだ30歳。
長打に期待できるが、低打率で選球眼も期待できません。
長距離砲なのに、かなり三振が少ない特徴がある。
三振が少ない理由は「早打ち」だからです
右打ちのレギュラー野手が、浅村選手しかいないチーム事情にはマッチしている。
初球をボール球から入る「日本野球のスタイル」に、適応できるかは疑問あり
2022年メジャーリーグの成績
103試合、打率.229、9本塁打、39打点、出塁率.255、OPS .598
メジャーリーグの通算成績
923試合、打率.245、130本塁打、467打点、出塁率.293、OPS .707
3Aの通算成績
188試合、打率.268、22本塁打、108打点、出塁率.314、OPS .752
▼ 一番活躍した2018年の動画
▼ 2022年のホームラン動画
Manny Bañuelos(マニー・バニュエロス)
▼ 2010年10月13日(筆者撮影)
左の技巧派投手(31歳)
2010年前後、「ヤンキースの超期待の星」であった。
2015年のBraves移籍後、メジャー昇格。
以後は肩の手術もあり、期待値ほどの成績は残せていない
2020-2021年は「台湾リーグ」を経験
マイナー時代は、平均的な先発投手
チェンジアップ、スライダー、カーブなど球種は豊富
若手時代はチェンジアップが武器であったが、近年はスライダー、2シームを大幅に増やしている。
2022年はリリーフ起用
成績と動画は下のリンク先にまとめています
北海道日本ハムファイターズ
Alen Hanson(アレン・ハンソン)
両打ちのユーティリティープレーヤー
走力の高い、元・超有望株選手
期待値は高かったがメジャーでは苦戦して、ジャーニーマンとして数球団を転々としている。
四球率が低く、長打力も大きな期待はできない
2022年はメジャー・マイナーリーグでプレイしていない
▼ 2021年成績
3A(Tacoma)
40試合、打率.275、2本塁打、15打点、出塁率.344、OPS .794
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
3A
333試合、打率.262、22本塁打、117打点、出塁率.317、OPS .709
メジャー
261試合、打率.233、12本塁打、55打点、出塁率.266、OPS .633
埼玉西武ライオンズ
Jesus Tinoco(ヘスス・ティノコ)
▼ 2018年10月20日(筆者撮影)
右の先発&リリーフ投手
2019年の3A昇格時から、リリーフに転向している。
先発時代は三振・四球ともに少ない投手であったが、リリーフ転向後に四球率が大幅に悪化
- メジャー時代は超打者天国「Denver」
- 3Aは打者有利「Pacific Coast League」
投手不利なプレイ条件が、影響してると思われ心配は小さい
2022年は好成績を上げている。
平均96マイル(154km)の2シームを主体に、スライダーとカーブを持ち球にしている。
3Aでは高い「ゴロ率」を記録しているが、メジャーでは平均的な数字だった
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David MacKinnon(デビット・マキノン)
▼ 2018年10月18日(筆者撮影)
右打ちの1塁手
現在28歳
- 2Aの昇格は2021年
- 3A昇格が2022年
高いレベルでの経験が浅い選手である。
長打力はないが、出塁率が非常に高いのが特徴。
マイナーリーグの通算出塁率は、4割を超えている
2021年の2A昇格後、長打も平均を上回った
三振率は平均的
メジャーでは外角球に手をだす傾向が低いが、57打席のデータなので参考にはしづらい
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Mark Payton(マーク・ペイトン)
左打ちの外野手
四球率がやや高めの「コンタクトヒッター」
長打力はごく平均的
3A時代のホームランは、ほとんどが「打者有利の球場」の数字で当てにならない
2019年:30本塁打(Las Vegas)
2022年:25本塁打(Charotte)
ホームランを打っているのは、この2シーズンのみです
- Las Vegasは、3Aで一番打球が飛ぶ球場
- Charotteは、ライトが96mしかない(神宮球場レベル)
ライオンズは左の外野手が多いため、どの程度チャンスがもらえるか心配
打率に活路を見出したい
▼ 2022年の成績
3A(Charlotte)
119試合、打率.293、25本塁打、95打点、出塁率.369、OPS .908
メジャー(White Sox)
8試合、打率.143、0本塁打、1打点、出塁率.280、OPS .423
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
3A通算
456試合、打率.296、75本塁打、272打点、出塁率.370、OPS .885
メジャー通算
40試合、打率.164、0本塁打、1打点、出塁率.261、OPS .441
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