広島東洋カープが,、契約を発表した「デビッドソン」選手。
私の観戦経験がある選手でしたので、どんな選手か経歴をまとめておきました。。
記事後半には「動画」を集めています。
あなたの眼で「どんな選手か?」確認してみてください
他の新外国人選手は、下の記事にまとめています
新来日外国人選手 / Matt Davidson選手
▼ 2015年6月18日(筆者撮影)
広島東洋カープが獲得した「デビッドソン」選手。
- 右投げ右打ち
- 三塁&一塁
- 現在31歳
マット・デビッドソン選手の経歴
2009年のドラフト1巡目指名(全体35番目)
強打の3塁手として、球団の有望株選手でした。
2011年、20歳でHigh-1Aに昇格し、20本塁打106打点をあげています
シーズンオフには「アリゾナ秋季リーグ」に選抜
アリゾナ秋季リーグ:
メジャーリーグ全30球団から、6名前後の有望なマイナー選手を選抜して、派遣・構成されるリーグ。
毎年10月~11月に実施されている「スター選手の登竜門」である。
2013年、メジャーリーグデビューし順調な成長曲線を描きました。
メジャーリーグ1年目の成績
31試合、打率.237、3本塁打、12打点、出塁率.333、OPS .768
2013年シーズンオフ、White SoxTへトレード移籍
交換相手はAddison Reed投手
2017-2018年の2年間、メジャーリーグでレギュラー出場しました
2年間で46本塁打を記録
2019年以降は、ほぼ3Aでプレイしています。
2022年、阪神の新外国人・シェルドン・ノイジー選手とチームメイトでした
▼ 2022年の成績
打高投低のPacific Coast Leagueの成績なんで、当てにはなりません
3A(LasVegas, Reno)
86試合、打率.310、32本塁打、66打点、出塁率.414、OPS 1.058
メジャー(Athletics, DiamondBucks)
13試合、打率.147、2本塁打、3打点、出塁率.216、OPS .540
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
3A通算
757試合、打率.253、163本塁打、497打点、出塁率.335、OPS .815
メジャー通算
311試合、打率.220、54本塁打、157打点、出塁率.290、OPS .719
選手としてのタイプ
▼ 2012年10月16日(筆者撮影)
毎年、シーズン本塁打20本以上をマークしている中距離砲
四球率は平均的ですが、打率には期待できません。
長打指標のISOは2割超えが多く、高い長打力を発揮しています。
メジャリーグで投手経験あり
6試合登板、6イニング、防御率 2.84
▼ アメリカ時代の「マクブルーム選手」との比較
長打力:マクブルーム選手よりかなり高い
四球率:ほぼ同じ
三振率:ほぼ同じ
打球方向:マクブルーム選手より引っ張り傾向が強い
守備位置は「三塁」
直近3年間は、一塁での出場が増加しています
ハイライト動画(メジャーリーグ・マイナーリーグ)
2019年(メジャー時代)
2022年(メジャー時代)
2023年の展望
▼ 2012年10月18日(筆者撮影) 横:ナナリー選手(元オリックス)
坂倉選手が捕手専念することで、3塁を埋める構想だと思われます
カープのレギュラー選手は、左のアベレージヒッターが多い傾向があります
「長打力不足のチーム事情」にマッチした人選です
場合によっては、田中広輔選手との併用も考えられる
結果に時間がかかる「右の長距離砲」
我慢強く、打席数を与えて欲しいものです
▼ 過去の来日外国人選手の2022年投手・打撃成績を調査しました。
(アメリカ・メキシコ・韓国・台湾)
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