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【こんな選手だ!2024年最新】新来日外国人選手リスト/ プロ野球12球団

広島東洋カープの2024年新来日外国人選手・マット・レイノルズ(Matt Reynolds)
※ 本ページはPRプロモーションが含まれています

2023年、日本プロ野球で初めてプレイする「外国人選手」をリスト化!

すべて新外国人選手ばかりです

この記事でわかること
  • 2023年の成績
  • メジャーと3Aの通算成績
  • プレイ動画

元来日外国人選手の「帰国後の成績(2023年)」をまとめました。
あなたの「懐かしの外国人」もチェックしてください

・ 2023年元来日外国人選手 / 打撃・投手成績

2023年の新外国人選手は、下の記事にまとめています

・ 2023年新外国人選手リスト

目次

新来日外国人の成績・プロフィール紹介 / 元・メジャーリーグ・マイナーリーグ

2024年の外国人選手が、続々と獲得報道がされています。

この記事では、「簡単なプロフィール」と「メジャー・3Aの通算成績」をまとめています。

あなた自身でプレイをチェックできるよう、YouTube動画もリンクしました。

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阪神タイガース

2023年11月30日、ゲラ投手との契約を発表。

2024年の新外国人選手は、「新たに獲得の予定なし」と公表されている

現時点、外国人選手4人制での開幕を予定。

ハビー・ゲラ(Javy Guerra)

▼ 2017年10月19日(筆者撮影)

阪神タイガースの2024年新来日外国人投手・ハビー・ゲラ(Javy Guerra)

内野手として育成され、メジャー昇格も果たした「元・有望株選手」。

スター選手の登竜門「Arizona Fall League」にも、内野手として参加経験がある。

低打率で選球眼も平均以下であったが、本塁打はシーズン2桁を経験している。

2018年には、牧田投手(元西武・楽天)とチームメイトだった。

2019年から投手転向。

マイナーリーグ21試合のみで、早くもメジャー昇格。

150km後半の「2シーム」を武器にしている。

投手経験が浅いため課題も多く、メジャーレベルでは苦戦。

日本での再教育で、ブレイクを期待したいところ。

専門性を重視する「岡田監督」からして、打者としての起用はないと思われる

▼ 2023年の成績

メジャー(Rays, Brewers)

17試合、0勝0敗、防御率 6.05、19.1回、17安打、24四死球、14三振

3A(Durham)

32試合、0勝3敗9S、防御率 4.14、37回、31安打、21四死球、38三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

61試合、3勝1敗、防御率 6.43、63回、69安打、47四死球、45三振

3A通算

75試合、2勝3敗18S、防御率 2.87、78.1回、51安打、39四死球、90三振

・ ハビー・ゲラ投手の紹介記事

広島東洋カープ

1軍起用選手4名(コルニエル投手以外)との契約を見送った。

2024年は、外国人選手総替えとなる。

2023年12月初旬には、4名との契約を早々と発表している。

マット・レイノルズ(Matt Reynolds)

▼ 2014年10月11日(筆者撮影)

広島東洋カープの2024年新来日外国人選手・マット・レイノルズ(Matt Reynolds)

内野の全ポジションを守る、ユーティリティープレーヤー。

遊撃手・2塁手を主にしている。

長打力より、汎用性を期待しての獲得。

パンチ力はあるが、本塁打量産タイプではない。

「左打ちの内野手」が多いチーム事情から、出場機会は多く得られそう。

左投手の場合、遊撃手としての出場があるかも。

▼ 2023年の成績

メジャー(Reds)

2試合、打率.200、0本塁打、0打点、出塁率.200、OPS .400

3A(Louisville)

115試合、打率.266、22本塁打、90打点、出塁率.352、OPS .865

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャー通算

225試合、打率.230、7本塁打、42打点、出塁率.301、OPS .627

3A通算

703試合、打率.279、65本塁打、356打点、出塁率.360、OPS .807

ジェイク・シャイナー(Jake Scheiner)

28歳の内野&外野手

2023年、初めて3A昇格した選手(メジャー経験なし)

高いレベルでのプレイ経験が少なく、実力は未知数。

長打力・選球眼は、平均以上を記録。

▼ 2023年の成績

3A(Tacoma)

124試合、打率.252、30本塁打、105打点、出塁率.369、OPS .878

3Aでは好成績に見えますが、打者有利の「Pacific Coast League」での成績です。当てにはできません

テイラー・ハーン(Taylor Hearn)

▼ 2017年10月20日(筆者撮影)

2024年新来日外国人選手 / テイラー・ハーン(広島東洋カープ)
  • 29歳
  • 左投手
  • 先発投手

「4シーム」と「スライダー」を主体にした、先発投手。

「2シーム」「チェンジアップ」も投げるが、投球割合は少ない

奪三振能力は高い

スライダーの精度に課題があり、「変化球の出来」が鍵となる。

▼ 2023年の成績

メジャー(Royals, Rangers, Braves)

13試合、0勝0敗、防御率 11.40、15回、23安打、8四死球、15三振

3A(Round Rock, Omaha)

36試合、2勝2敗2S、防御率 3.33、54回、51安打、38四死球、76三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

101試合、12勝15敗1S、防御率 5.35、237回、242安打、115四死球、227三振

3A通算

43試合、4勝5敗2S、防御率 3.87、86回、73安打、57四死球、122三振

トーマス・ハッチ(Thomas Hatch)

2024年新来日外国人選手・トーマス・ハッチ選手の野球カード(広島カープ)
  • 29歳
  • 右投手
  • 先発投手

「2シーム」「チェンジアップ」「スライダー」の3球種を投げ分ける。

2023年、「2シーム」を大幅に増やし「4シーム」を減少させた。

四死球率がやや高め

3Aでは、やや高めの「奪三振率」を記録している。

2023年はリリーフ登板が多く、日本では「先発・リリーフ」のどちらになるか不透明

▼ 2023年の成績

メジャー(Pirates, BlueJays)

18試合、1勝1敗、防御率 4.08、28.2回 33安打、13四死球、26三振

3A(Indianapolis, Buffalo)

31試合、4勝2敗1S、防御率 4.63、46.2回、42安打、24四死球、56三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

39試合、4勝4敗、防御率 4.96、69回、74安打、38四死球、61三振

3A通算

74試合、14勝15敗1S、防御率 4.49、242.1回、227安打、90四死球、239三振

横浜DeNAベイスターズ

バウワー・今永投手の流出を考慮して、先発投手の補強は必須。

打者よりも、投手優先となる

投手を3名獲得しているが、四死球が多い投手にかたよっている。

ローワン・ウィック(Rowan Wick)

▼ 2016年10月20日(筆者撮影)

2024年新外国人投手・ローワン・ウィック(横浜DeNAベイスターズ)
  • 31歳
  • 右投手
  • リリーフ専門

カーブを武器にした、救援専門投手。

「カッター」「スライダー」も投げるが、投球割合はかなり低い。

4シーム・カーブの2種類、縦変化で勝負する投球スタイル。

制球面に課題があり、四死球率が高い

捕手から「投手転向」した経歴がある

  • 2012-2013年、捕手
  • 2013-2015年、外野手
  • 2016-現在、投手

2016年からは、投手に専念している。

2014年は外野手として、マイナーリーグで20本塁打(260打数)を記録。

リリーフ投手としては球速が平均的なため、もう1つ球種を増やすことが「成功の鍵」となりそうだ。

2024年新来日外国人選手・ローワン・ウィック選手の野球カード(横浜DeNAベイスターズ)

▼ 2023年の成績

3A(Iowa, Buffalo)

43試合、4勝4敗5S、防御率 6.66、51.1回、44安打、32四死球、73三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

146試合、6勝10敗20S、防御率 3.82、146回、149安打、71四死球、160三振

3A通算

109試合、9勝5敗21S、防御率 4.50、130回、107安打、63四死球、164三振

アンドレ・ジャクソン(Andre Jackson)

  • 27歳
  • 右投げ
  • 先発投手

140km後半の「直球」と「チェンジアップ」を中心とした投手

「カッター」「カーブ」も投げるが、使用頻度は少ない。

奪三振率は高く、被安打が少ない

マイナー時代は先発投手であったが、メジャーではリリーフ登板が多い。

3A以上での経験が3シーズンしかなく、「バウワー・今永投手の穴埋め」と当てにしたくない。

「制球力」と「チェンジアップの精度」が、「鍵」となりそうだ。

▼ 2023年の成績

メジャー(Pirates, Dodgers)

19試合、1勝3敗2S、防御率 4.99、60.1回、52安打、24四死球、57三振

3A(Oklahoma City, Indianapolis)

16試合、1勝1敗、防御率 5.17、38.1回、31安打、23四死球、44三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

26試合、1勝4敗4S、防御率 4.25、82.2回、71安打、34四死球、76三振

3A通算

43試合、5勝11敗1S、防御率 5.07、140回、125安打、94四死球、143三振

アンソニー・ケイ(Anthony Kay)

▼ 2015年6月20日(筆者撮影)

2024年新来日外国人選手・アンソニー・ケイ選手(横浜DeNAベイスターズ)
  • 28歳
  • 左投げ
  • 先発投手

140km後半の直球を投げる、左投手。

大学時代「全米代表チーム」に選抜された。

4シームを中心に、「スライダー」「チェンジアップ」「カーブ」を投げ分ける。

先発投手であるが、2023年はリリーフに専念。

2023年はリリーフ起用のためか、「4シームとスライダー」の2種類のみで勝負している。

奪三振率がかなり高いが、四死球率も高い。

走者を背負っての起用には、不安がある。

エスコバー投手の穴埋めに期待したいが、3Aレベルでは苦戦している。

▼ 2023年の成績

メジャー(Cubs, Mets)

16試合、0勝0敗、防御率 6.14、14.2回、13安打、11四死球、11三振

3A(Iowa, Syracuse)

32試合、5勝1敗、防御率 3.76、40.2回、29安打、25四死球、58三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

44試合、4勝2敗、防御率 5.59、85.1回、90安打、54四死球、88三振

3A通算

62試合、9勝13敗、防御率 5.40、148.1回、151安打、92四死球、167三振

読売ジャイアンツ

ルーグネッド・オドーア(Rougned Odor)

  • 29歳
  • 左打ち
  • 2塁手

メジャーで通算178本塁打を記録した、「強打の二塁手」

2016年から2019年の4年間で、通算111本塁打を打っている。

直球には強いが、変化球は苦手。

低打率で、四死球率もかなり低い選手である。

内野の守備力もかなり低く、レギュラー選手としては危険水準。

内野のレギュラー陣が、既に決定しているチーム事情。

報道では外野起用を示唆しているが、メジャーでの外野経験はたった9試合しかない。

長打力以外は期待できない上、起用法でも苦労しそうだ

▼ 2023年の成績

メジャー(Padres)

59試合、打率.203、4本塁打、18打点、出塁率.299、OPS .655

▼ メジャーの通算成績

メジャー通算

1154試合、打率.230、178本塁打、568打点、出塁率.288、OPS .710

中日ドラゴンズ

外国人選手への長打の依存度は高いが、近年は結果がでていない。

中軸が右打者のため、長打力がある「左打ち」を求めたい

アレックス・ディカーソン(Alex Dickerson)

2024年新来日外国人選手・アレックス・ディカーソン選手の野球カード(中日ドラゴンズ)
  • 33歳
  • 左打ち
  • 外野手

打率を残せる「中距離砲」

前年のアキーノ選手と、異なるタイプを獲得。

数値的には「チェンジアップ」を苦手にしているが、他の変化球には良い数値を記録。

長打指標「ISO」も高め。

2013年までは「一塁」も守っていたが、2014年以降は外野手で出場している。

年齢が33歳のためか成績は低下しているが、日本での巻き返しに期待したい

中軸が右打ちに偏った「チーム事情」(石川・細川・中田)に、マッチした人選。

▼ 2023年の成績

独立リーグ(Long Island)

115試合、打率.314、26本塁打、91打点、出塁率.389、OPS .965

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャー通算

339試合、打率.255、40本塁打、132打点、出塁率325、OPS .785

3A通算

323試合、打率.304、41本塁打、190打点、出塁率.372、OPS .879

ヤクルトスワローズ

オスナ・サンタナ両野手は残留。

野手獲得より、投手の獲得が最優先事項となる。

先発・リリーフともに補強が必要。

ミゲル・ヤフーレ(Miguel Yajure)

  • 25歳
  • 右投げ
  • 先発投手

カッター・チェンジアップ・スライダー・カーブと、球種の多い「変化球投手」。

メジャー・3Aと、高いクラスでは苦戦している。

年齢が若く、今後の伸びしろに期待しての獲得。

▼ 2023年の成績

3A(Sacramento)

16試合、2勝5敗、防御率 5.97、60.1回、63安打、33四死球、62三振

High-1A(Eugene)

2試合、0勝1敗、防御率 8.53、6.1回、10安打、5四死球、5三振

1A(San Jose)

4試合、0勝0敗、防御率 5.00、9回、13安打、4四死球、13三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

19試合、1勝3敗1S、防御率 7.58、46.1回、51安打、32四死球、35三振

3A通算

41試合、8勝12敗、防御率 5.22、158.2回、155安打、73四死球、155三振

ホセ・エスパーダ(Jose Espada)

  • 26歳
  • 右投手

直球・カーブ・チェンジアップを投げる、先発&リリーフ投手

高い「奪三振率」を誇るが、「四死球率」も高い。

2A以上でのプレイ経験は、2023年の1シーズンのみ。

実力的に「未知数」な部分が大きく、即戦力となるかは不明

▼ 2023年の成績

メジャー(Padres)

1試合、0勝0敗、防御率 0.00、1回、0安打、2四死球、2三振

3A(El Paso)

9試合、0勝0敗、防御率 2.79、19.1回、17安打、13四死球、25三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

1試合、0勝0敗、防御率 0.00、1回、0安打、2四死球、2三振

3A通算

9試合、0勝0敗、防御率 2.79、19.1回、17安打、13四死球、25三振

オリックスバファローズ

Andres Machado(アンドレス・マチャド)

30歳のリリーフ投手。(右投げ)

先発として育成されていたが、2019年以降はリリーフに専念している。

150kmの2シームを武器にしており、「チェンジアップ」「スライダー」も持ち球。

直近2年間は、「4シーム」より「2シーム」の割合が高い。

メジャーでの成績は「三振率・四球率」ともに、極平均的な数字しか残していない。

リリーフ投手にしては、被打率も低くない。

平野・山崎・宇田川投手など、縦変化を武器をしたリリーフ投手が多いチーム事情。

緩急を使った外国人投手の起用で、ブルペンにアクセントをつけたいところか。

▼ 2023年の成績

メジャー(Nationals)

44試合、4勝1敗、防御率 5.22、50回、53安打、14四死球、43三振

3A(Round Rock)

24試合、1勝0敗3S、防御率 4.08、28.2回、28安打、8四死球、35三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

137試合、7勝3敗、防御率 4.48、148.2回、148安打、65四死球、120三振

3A通算

106試合、6勝8敗6S、防御率 4.39、194.2回、195安打、93四死球、200三振

▼ ハイライト動画

アンダーソン・エスピノーザ(Anderson Espinoza)

  • 25歳
  • 右投げ
  • 先発投手

4シームとスライダーを主体にした「先発投手」

四死球が多い特徴がある

2Aレベル以上では、良い成績が残せていない。

25歳と若く、素材を買っての獲得と思われる

即戦力としての期待は薄い

▼ 2023年の成績

3A(El Paso)

28試合、8勝9敗、防御率 6.15、131.2回、148安打、73四死球、117三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

7試合、0勝2敗、防御率 5.40、18.1回、14安打、20四死球、19三振

3A通算

36試合、9勝14敗1S、防御率 6.51、157.2回、180安打、103四死球、141三振

コディー・トーマス(Cody Thomas)

▼ 2018年10月19日(筆者撮影)

2024年新来日外国人選手/コディ・トーマス(オリックス・バファローズ)
  • 29歳
  • 左打ち
  • 外野手

三振が多い「中距離砲」

メジャー経験は、29試合しかない。

3Aで高い長打力を発揮しているが、全て「超打者天国・Las Vegas」での成績。

Las Vegasでの成績は、当てにできません。
しかも「Pacific Coast League」は、他にも「打者天国の球場」が多いんです。

2021年の3A時代、シュウィンデル選手とチームメイトであった。

▼ 2023年の成績

メジャー(Athletics)

19試合、打率.238、1本塁打、2打点、出塁率.304、OPS .685

3A(Las Vegas)

107試合、打率.301、23本塁打、109打点、出塁率.361、OPS .922

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャー通算

29試合、打率.250、1本塁打、2打点、出塁率.308、OPS .641

3A通算

176試合、打率.292、42本塁打、169打点、出塁率.356、OPS .941

千葉ロッテマリーンズ

ポランコ(本塁打王)・ペルドモ(最優秀中継ぎ)、2名のタイトルホルダーと未契約。

抜けた戦力を埋めるには、レベルの高い外国人獲得が必要。

打者はソト選手(元・横浜DeNA)と契約済み。

ジミー・コルデロ投手(Jimmy Cordero)

▼ 2017年10月16日(筆者撮影)

2024年新来日外国人選手・ジミー・コルデロ投手(千葉ロッテマリーンズ)
  • 32歳
  • 右投げ
  • リリーフ投手専門

高速「2シーム」を駆使する、ゴロ量産型投手。

150km台の「2シーム」と、スライダーで勝負する

他にも「カーブ」「チェンジアップ」もあるが、使用頻度は低い。

高速「2シーム」を投げる日本人投手は少なく、期待値が高い。

年齢による球速低下さえなければ、戦力になる可能性が大きい。

▼ 2023年の成績

メジャーリーグ(Yankees)

31試合、3勝2敗、防御率 3.86、32.2回、25安打、12四死球、34三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

114試合、6勝7敗、防御率 4.36、115.2回、107安打、52四死球、99三振

3A通算

100試合、9勝5敗19S、防御率 2.56、119.2回、103安打、55四死球、137三振

ジュニオール・フェルナンデス投手(Junior Fernandez)

2024年新来日外国人選手・ジュニオール・フェルナンデス選手の野球カード(千葉ロッテマリーンズ)
  • 26歳
  • 右投手
  • リリーフ投手

2017年まで「先発投手」として育成されていたが、2018年以降は「リリーフ」に専念している。

2022年から「高速2シーム」を主体に、スライダー・チェンジアップを投げる。

ゴロ率が高いが、四死球率もかなり高い

リリーフ投手にしては、防御率も良くない

先発・リリーフの起用方針は、まだ決まっていないと報道あり。

ただ年間100イニングを投げた経験は、1度しかない。

「2シームの精度」と「制球力」が、鍵となりそうだ。

▼ 2023年の成績

3A(Buffalo, Rochester)

51試合、3勝4敗2S、防御率 5.22、58.2回、69安打、36四死球、52三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

50試合、1勝1敗、防御率 5.17、54回、58安打、40四死球、47三振

3A通算

123試合、8勝10敗10S、防御率 4.57、141.1回、153安打、81四死球、152三振

ジェームス・ダイクストラ投手(James Dykstra)

2024年新来日外国人選手・ダイクストラ選手の野球カード(千葉ロッテマリーンズ)
  • 33歳
  • 右投げ
  • 先発&リリーフ

150km後半を投げる右投手。

2018年以降、ほとんどを「独立リーグ」で過ごした。

比較的レベルの高い「アトランティックリーグ」でプレイしたが、目立つ成績は残せていない。

メジャー経験はなく、3Aでも30試合しか登板していない。

2019年からはリリーフ専門。

▼ 2023年の成績

独立リーグ(Southern Maryland)

21試合、2勝2敗3S、防御率 5.40、21.2回、22安打、12四死球、19三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

3A通算

30試合、2勝9敗、防御率 6.94、81.2回、123安打、44四死球、59三振

福岡ソフトバンクホークス

2023年の外国人打者を全員解雇。

外国人野手は、総替えとなる予定。

主力選手が左打者にかたより、右打者が本命となる

東北楽天ゴールデンイーグルス

埼玉西武ライオンズ

FA移籍続きで、打線の長打力不足を補う必要がある。

長打力がある左打者が、ターゲットになる。

1塁・外野など、強打者用のポジションに空きあり。

投手より打者優先となりそう。

2023年12月末時点、メジャー経験があり「楽しみな選手」を複数獲得している。

個人的に「良い補強」をしている印象が強い。

ビクター・ロペス(Victor Lopez)

24歳のリリーフ投手。

最高位は、High-1A(4軍)

2023年4月に解雇され、以後は独立リーグを渡り歩いている。

▼ 2023年の成績

1A(Jersey Shore)

2試合、0勝1敗、防御率 16.88、2.2回、3安打、5四死球、1三振

独立リーグ(Charleston, Lexington)

24試合、0勝1敗、防御率 6.75、40回、54安打、17四死球、31三振

アンソニー・ガルシア(Anthony Garcia)

23歳の外野&1塁手

最高位は、High-1A(4軍)

平均以上の長打力がある「三振量産型」の打者。

直近2年間、打率1割台で終わった。

▼ 2023年の成績

High-1A(Hudson Valley)

52試合、打率.191、7本塁打、26打点、出塁率.312、OPS .662

アルバート・アブレイユ(Albert Abreu)

▼ 2017年10月17日(筆者撮影)

2024年来日外国人選手・アルバート・アブレイユ(埼玉西武ライオンズ)
  • 28歳
  • 右投手
  • 先発&リリーフ

150km後半の「2シーム」と「スライダー」を投げる右投手。

スライダーが武器となる

チェンジアップも投げるが、精度は高くない。

マイナー時代は先発専門であったが、メジャーリーグではリリーフ専門(先発経験なし)。

四死球率がかなり高く、制球面での心配がある。

制球が安定すれば、かなりの活躍が期待できる。

▼ 2023年の成績

メジャー(Yankees)

45試合、2勝2敗、防御率 4.73、59回、52安打、41四死球、61三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

108試合、6勝5敗1S、防御率 4.58、135.2回、118安打、91四死球、136三振

3A通算

17試合、1勝0敗2S、防御率 3.13、23回、16安打、14四死球、38三振

ジェフリー・ヤン(JEFRY YAN)

  • 27歳
  • 左投手
  • リリーフ専門

メジャー経験はなく、マイナーリーグでも3年間しかプレイしていない。

3Aでの経験も、たった6試合。

三振率が突出して高いが、四死球率は「危険水域」。

不安要素が強く、1軍戦力となるかは疑問。

この手の「荒れ球投手」に、多くの登板機会を与えるとは思えない

▼ 2023年の成績

3A(Jacksonville)

6試合、0勝2敗、防御率 15.00、6回、8安打、11四死球、11三振

2A(Pensacola)

43試合、3勝3敗13S、防御率 3.71、51回、38安打、44四死球、91三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

3A通算

6試合、0勝2敗、防御率 15.00、6回、8安打、11四死球、11三振

フランチー・コルデロ(Franchy Cordero)

▼ 2016年10月22日(筆者撮影)

2024年新来日外国人選手・フランキー・コルデロ(埼玉西武ライオンズ)
  • 29歳
  • 左打ち
  • 外野手

高い出塁率をもつ、選球眼の良い「中距離砲」

3Aでは「強打者級」の成績を残こす。(OPS.922)

メジャーレベルでは苦戦している、典型的な「4Aレベルの打者」

変化球への対応に、やや課題がある。

マイナー時代、遊撃手として育成されたが、2015年から外野手に転向。

外野手が固定されておらず、右打者の多いチーム事情にマッチした人選。

我慢して打席数を与えれば、戦力となる可能性は高い

▼ 2023年の成績

3A(Scranton)

82試合、打率.288、13本塁打、61打点、出塁率.403、OPS .879

メジャー(Yankees)

24試合、打率.188、6本塁打、13打点、出塁率.211、OPS .690

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

3A通算

306試合、打率.301、54本塁打、226打点、出塁率.384、OPS .922

メジャー通算

251試合、打率.218、27本塁打、87打点、出塁率.283、OPS .678

ヘスス・アギラー(Jesus Aguilar)

▼ 2011年10月13日(筆者撮影)

2024年新外国人選手 / ヘスス・アギラ(埼玉西武ライオンズ)
  • 33歳
  • 右打ち
  • 1塁手

巨漢の「長距離砲」

2018年には、メジャーで「35本塁打」を記録している。

長距離砲だが、選球眼は悪くない。

変化球への対応も、問題ないレベルで「日本向き」

打率には期待できないが、長打力の期待値は高い

守備は「1塁手」で、DHでの出場は少ない。

FA移籍した「山川選手の穴埋め」としては適任。

近年は加齢による成績低下がみられるが、日本での復活に期待したい。

▼ 2023年の成績

メジャー(Athletics)

36試合、打率.221、5本塁打、9打点、出塁率.281、OPS .665

3A(Gwinnett)

56試合、打率.271、5本塁打、34打点、出塁率.373、OPS .753

Rookie(Braves)

3試合、打率.364、0本塁打、4打点、出塁率.364、OPS .909

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャー通算

795試合、打率.253、114本塁打、402打点、出塁率.322、OPS .768

3A通算

442試合、打率.271、73本塁打、296打点、出塁率.350、OPS .810

北海道日本ハムファイターズ

フランミル・レイエス(Franmil Reyes)

▼ 2017年10月17日(筆者撮影)

2024年来日外国人選手 / フランミル・レイエス(福岡ソフトバンクホークス)

ソフトバンク・横浜DeNAとの獲得競争の末、契約している。

  • 28歳
  • 右打ち
  • 外野手

若い年齢で活躍した、巨漢の「長距離砲」

23歳時には、シーズン37本塁打を記録している。

三振・四死球は平均的。

変化球への対応は、上手い

ただ直近2年間、急激に成績を落としているのは不安要素

万波・マルチネス・野村選手と、既に右のパワーヒッターが揃っている。

できれば「左のパワーヒッター」が欲しいところだが、このレベルの選手を獲得できたのはラッキー。

変化球を苦にしないのは、好材料。

2024年新来日外国人選手・フランミル・レイエス選手の野球カード(日本ハムファイターズ)

▼ 2023年の成績

3A(Omaha, Rochester)

38試合、打率.217、6本塁打、23打点、出塁率.317、OPS .709

メジャー(Royals)

19試合、打率.186、2本塁打、7打点、出塁率.231、OPS .519

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

3A通算

108試合、打率.285、25本塁打、84打点、出塁率.379、OPS .908

メジャー通算

548試合、打率.249、108本塁打、285打点、出塁率.310、OPS .775

パトリック・マーフィー(Patrick Murphy)

▼ 2018年6月30日(筆者撮影)

パトリック・マーフィー(Patrick Murphy)

150km中盤の直球を投げる救援投手。

「2シーム」と「カーブ」が持ち球。

先発投手として育成されていたが、2020年からはリリーフを主にしている。

先発時代は「平均的な投手」で、リリーフ転向後はやや「三振・四死球率」が増加。

先発・リリーフ、どちらの起用になるかは不透明。

▼ 2023年の成績

3A(St. Paul)

42試合、6勝4敗6S、防御率 3.69、85.1回、83安打、58四死球、97三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

35試合、0勝3敗、防御率 4.76、39.2回、45安打、24四死球、38三振

3A通算

95試合、10勝8敗8S、防御率 3.87、165回、152安打、102四死球、190三振

アニュラス・ザバラ(Aneurys Zabala)

  • 26歳
  • 右投手
  • リリーフ専門

「160kmの直球」と「チェンジアップ」が持ち球。

四死球と三振が、かなり多い「劇場型投手」。

制球力に難があり、勝ち試合での起用は厳しい。

マイナーリーグ時代(1A以上の各階級)の防御率は、全て「5点台」を越えており安定感に欠ける。

160km近いボール球を、日本の打者が振ってくれるのだろうか。

▼ 2023年の成績

3A(Toledo)

53試合、7勝3敗5S、防御率 4.25、65.2回、51安打、56四死球、103三振

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

メジャーリーグ通算

2試合、0勝0敗、防御率 0.00、662.2回、3安打、1四死球、2三振

3A通算

70試合、7勝3敗5S、防御率 5.64、89.1回、74安打、84四死球、133三振

アンドリュー・スティーブンソン(Andrew Stevenson)

▼ 2016年10月19日(筆者撮影)

2024年新来日外国人選手・アンドリュー・スティーブンソン(北海道日本ハムファイターズ)
  • 29歳
  • 左打ち
  • 外野手

俊足のアベレージヒッター

直近2年間は「盗塁」を量産している。

  • 2022年(3A)39盗塁
  • 2023年(3A)44盗塁

広角に打ち分ける打者だが、メジャーリーグでは「変化球」を苦手にしていた。

2023年の3Aでは打撃成績 OPS.916と、「強打者レベル」の成績を記録。

長打力があるマルチネス・レイエス両選手の優先起用で、オープン戦での結果次第では2軍生活が予想される。

2024年新来日外国人選手・スティーブンソン選手の野球カード

▼ 2023年の成績

3A(St.Paul)

106試合、打率.317、16本塁打、57打点、出塁率.395、OPS .916

メジャー(Twins)

25試合、打率.189、0本塁打、1打点、出塁率.250、OPS .466

▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績

3A通算

485試合、打率.290、48本塁打、230打点、出塁率.354、OPS .796

メジャー通算

273試合、打率.243、8本塁打、50打点、出塁率.316、OPS .668

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この記事を書いた人

日本野球・アメリカ野球の旅行情報を中心に発信しています。

野球観戦歴は50年、日本野球1000試合以上、アメリカ野球600試合を生観戦してきました。

・日本プロ野球全本拠地
・メジャーリーグ全本拠地
・マイナーリーグ100球場

野球場巡りをした実体験を元に、旅行情報をまとめています

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