2022年、日本プロ野球で初めてプレイする「外国人選手」をリスト化!
契約してゆく毎に、追加しています
私がアメリカで現地観戦した「外国人選手」は、別記事で細かく紹介しています。
リンク先で確認してください。
新来日外国人を総まとめ / プロ野球全12球団
▼ 2021年の元・来日外国人選手の「海外での全成績」をまとめています

▼ 2022年・元・来日外国人選手のコーチリスト

東京ヤクルトスワローズ

A・J・コール(A.J. Cole)

高校時代、全米代表チームに選出された「エリート選手」
Atheleticsから左腕エース・Gio Gonzalez投手獲得のため、トレードで放出しましたが、1年後にはトレードで呼び戻しています。
2017年までは先発投手として育成されました。
2018年のメジャー定着後は、リリーフ起用が主になっています。
リリーフでの三振率は高めだが、四死球は平均的。
長身から投げ下ろす直球・高速スライダー・カーブが武器
2016年の動画
2017年の動画
危険球退場シーン
メジャーリーグ初ホームラン
通算成績
3A
97試合、25勝21敗2セーブ、防御率4.16、415.1回、348三振、140四死球
メジャー
109試合、14勝10敗4セーブ、防御率4.51、205.1回、208三振、87四死球
アンドリュー・スアレス(Andrew Suarez)

左の先発投手
メジャーリーグで、通算31試合の先発経験あり。
四死球が少なく、制球で苦しむことがない。
2021年は韓国リーグでプレイしている
2018年の動画
韓国時代の動画(2021年)
通算成績
3A
36試合、15勝12敗、防御率4.33、193.1回、153三振、69四死球
メジャー
56試合、7勝15敗、防御率4.66、202.2回、160三振、14四死球
韓国リーグ(2021年)
23試合、10勝2敗、防御率2.18、115.1回、126三振、45四死球
阪神タイガース
アーロン・ウィルカーソン(Aaron Wilkerson)

先発専門の右投手。
2013年に独立リーグから、プロキャリアをスタートさせた選手。
アメリカ4大「独立リーグ」ではない、あの低レベルな「United league」からスタート。
9勝1敗の圧倒的な成績を残して、「American Association」「Frontier League」経由で、2014年にRedSox傘下のLow-1Aに配属。
2015年のSalem時代(1A)に、ガンケル投手と1週間程度、チームメイトであった経験がある。マイナー時代は同じ球団傘下であったが、すれ違いになっている。
2017年にメジャーデビュー
メジャーリーグでホームランを打った実績はあるが、マイナーリーグの通算打撃成績は、打率.132で打撃に期待できるほどではない。
・2016年、Portland時代に広島の新外国人投手「Nik Turley投手」とチームメイトだった。
・2018年、Cororado Springs時代、ザガースキー(元・横浜)とチームメイト。
・2019年のSan Antonio時代、ジャクソン(元・広島)・スパンジェンバーグ(元・西武)とチームメイト。
▼ 2021年の3Aの試合動画
バント処理の守備シーンもあり。
先頭打者はボーア選手(阪神)、一塁手はラベロ選手(オリックス)
この試合は4回5安打4失点で、敗戦投手。
▼ 2019年の3Aの試合動画
ラベロ選手(オリックス)との対戦あり(2分20秒地点)
5.2回を3安打8三振の無失点で、勝利投手
メジャーリーグ・初ホームラン
通算成績
3A
75試合、26勝20敗、防御率4.11、363.1回、378三振、118四死球
メジャー
14試合、1勝1敗、防御率6.88、35.1回、28三振、14四死球
カイル・ケラー(Kyle keller)

右投げのリリーフ専門投手
直球とカーブを持ち球にしている。
メジャーリーグでは制球に苦戦して、良い結果を残せていない。
マイナーリーグでは、高い奪三振率を記録している
▼ 動画は下の記事にまとめています

読売ジャイアンツ
イアン・クロール(Ian Krol)
経験豊富なベテラン左腕
かつては期待値が高い先発投手であったが、リリーフ投手としてメジャーの戦力となっている。
2018年以降は所属球団が一定せず、複数球団の移籍を繰り返している
アダム・ウォーカー2世(Adam Brett Walker II)

右打ちの外野手
長打力が売りではあるが、三振が極端に多い上、四死球がかなり少ない選手。
球団の体質から三振を量産して、ほとんどチャンスなく終わる可能性が高い。
外国人選手を我慢して、継続起用することが考えにくい。
独立リーグでMVP獲得しているが、日本の2軍より劣る「American Association」の成績は参考にならないと思う。
▼ 動画は下の記事にまとめています

マット・アンドリース(Matt Andriese)
右投げのリリーフ投手
現在32歳。
日米野球の全米代表メンバーとして、来日経験がある。
2017年までは先発投手であったが、2018年からはリリーフを専門としている。
奪三振率は高め
チェンジアップが武器で、ゴロ率も高い。
通算成績
3A
63試合、18勝18敗、防御率3.51、328.2回、294三振、90四死球
メジャー
217試合、28勝37敗、防御率4.63、509回、474三振、164四死球
2016年の動画(先発時代)
2020年の動画
グレゴリー・ポランコ(Gregory Polanco)
元・メジャーリーグを代表する超有望株選手。
マイナー時代から「スーパースター候補」として期待されていた。
メジャーデビュー前の2014年5月に、「7年契約・2500万ドル(約28億円)」の提示を受けたが、これを拒否している。
結果的には「大損!」
長打力とスピードを兼ね備えた選手。
2018年頃から三振率が急上昇しているが、選球眼は平均的で、打球方向も大きな偏りはない。
2020年ハイライト動画
2021年ハイライト動画
守備動画
広島東洋カープ
ライアン・マクブルーム(Ryan McBroom)
外野手&一塁手の右打者です。
外野手での出場が多い。
長打力がある割に、流し打ちも多い打者です。
▼ 動画は下の記事にまとめています

ニック・ターリー(Nik Turley)
サイド気味に投げる左投手。
先発としてプレイしていましたが、最近の2年間はリリーフ専門
日本人にはいない投球タイプで、カーブとスライダーが武器
佐々岡監督はリリーフ起用を明言
▼ 動画は下の記事にまとめています

通算成績
3A
94試合、18勝19敗、防御率4.12、279.2回、272三振、153四死球
メジャー
35試合、0勝敗、防御率7.78、39.1回、33三振、24四死球
ドリュー・アンダーソン(Drew Anderson)
右投げの先発投手
メジャーリーグでは5年間で19登板しか経験がない
データ上では、変化球が多い傾向あり
通算成績
3A
46試合、13勝15敗、防御率3.95、230.1回、217三振、100四死球
メジャー
19試合、1勝3敗、防御率6.50、44.1回、30三振、30四死球
横浜DeNAベイスターズ
ロバート・ガセルマン(Robert Gsellman)
先発・リリーフどちらも経験豊富な投手
2018年からはリリーフを主にしている
奪三振・四死球率は平均的。縦の変化を効果的に使える
球団のコメントでは「リリーフ起用」を予定している模様
ブルックス・クリスキー(Brooks Kriske)
リリーフ専門の右投手。
プロとしての経験は4年しかなく、しかも2020年はコロナ感染による「短縮シーズン」のため、4試合しか登板していない。(実質3年のキャリア)
3A以上での登板は、通算34イニングのみ。
高い奪三振率だが、制球に難があり、勝ちパターンの試合での起用には不安が大きい。
Yankees時代に暴投を4連発して、逆転サヨナラ負けを喫した試合が有名。
キャリアの浅さを考えると、将来に期待しての獲得が想像される。
2016年のマイナー時代
1イニング4暴投で「逆転サヨナラ負け」
通算成績
3A
25試合、1勝1敗1S、防御率3.68、29.1回、43三振、15四死球
メジャー
16試合、2勝1敗、防御率14.40、15回、19三振、14四死球
オリックス・バファローズ

ブレイビック・バレラ(Breyvic Valera)
両打ちの内野&外野手
選球眼が良く、打率も3割をマークする「アベレージヒッター」
メジャーでは結果がでていないが、マイナーでは各クラスでの出塁率が、.350を超えている。又、打率も同様に3割以上を残している。
チームの主軸としての働きはできなくとも、戦力度は高い選手。
▼ 動画は下のリンク先にまとめています

ジェシー・ビドル(Jesse Biddle)

左投げのリリーフ投手
2015年までは先発を専門としていたが、2016年からはリリーフ専門に転向している。
先発時代から、奪三振率は高めである。リリーフ転向後も同様。
四死球が多いのも特徴
メジャーデビューした2018年は、キャリアハイの60試合登板。
2019年以降は、メジャリーグで結果を残せていない。
カーブとスライダーを持ち球として、ゴロ率がかなり高い投手。
通算成績
3A
49試合、4勝5敗2S、防御率4.30、90回、101三振、50四死球
メジャー
99試合、6勝2敗1S、防御率5.07、103回、105三振、71四死球
ジェイコブ・ワゲスパック(Jacob Waguespack)
右の先発投手
カッターとチェンジアップを持ち球としている。カーブも投げる。
三振率はやや高め、四死球は平均的である。
通算成績
3A
57試合、14勝17敗2S、防御率4.40、214.2回、207三振、84四死球
メジャー
27試合、5勝5敗、防御率5.08、95.2回、79三振、45四死球
千葉ロッテマリーンズ
ロベルト・オスナ(Roberto Osuna)
2018年にセーブ王を獲得した、元10億円投手。
24歳で通算150セーブを記録した「最年少投手」でもある
2013年にトミージョン手術を受けている
恋人への暴力行為で逮捕歴があり、メジャーリーグで75試合の出場停止処分を受けた
持ち球は「カッター」「スライダー」「チェンジアップ」
タイロン・ゲレーロ投手(Tayron Guerrero)
右投げのリリーフ投手。
160kmを超える剛球が特徴。
三振も多いが四死球がかなり多く「制球難」で苦しむタイプ
勝ちパターンでの起用には不安が大きい。
日本の打者はボール球を、振り回してくれるのだろうか?

東北楽天ゴールデンイーグルス
ホセ・マルモレホス(Jose Marmolejos)

左打ちの「外野手&一塁手」
マイナーリーグでの通算出塁率が、.360を超える「高い選球眼」を誇る選手。
長打力のある「二塁打量産型」の打者。
打球方向も広角に打ち分けています。
2021年は3Aで長打力を発揮していますが、打者天国の「TripleA-West」での成績で、当参考にはできない。
左打者に極端に偏った「打線構成」を考えると、どれだけチャンスがもらえるのでしょう。
2018年の3A時代、ヘイグ(元・阪神)とチームメイトであった。
3A通算
314試合、打率.300、50本塁打、195打点、出塁率.367、OPS .868
メジャー通算
76試合、打率.183、10本塁打、30打点、出塁率.262、OPS .623
クリス・ギッテンス(Chris Gittens)

右打ちの一塁手
現在28歳
出塁率がかなり高く、長打力もある
3A以上での経験は、2021年の1年間しかない
3Aでは高い数字をマークしているが、たった45試合の成績では判断材料としては薄い。
レベルの高い変化球への対応は、経験不足が懸念される
選球眼の良さがあり、辛抱して起用する価値あり
メジャー初本塁打
3A通算:45試合、打率.301、14本塁打、44打点、出塁率.440、OPS 1.084
MLB通算:16試合、打率.111、1本塁打、5打点、出塁率.250、OPS .444
北海道日本ハムファイターズ
コナー・メネズ(Conner Menez)
左の先発投手
2019年のメジャー昇格後は、リリーフでの登板機会が大幅に増えている
三振率は高いが、四死球率も高い数字がでている
レナート・ヌニェス(Renato Nunez)
一塁手&DHの右打者
元々は「三塁手」でしたが、近年は三塁を守っていません。
引っ張り傾向が強い、長距離砲です。
メジャーで32本塁打を打った経験があります。
▼ 動画は下の記事にまとめています

3A通算:412試合、打率.253、81本塁打、250打点、出塁率.322、OPS .793
MLB通算:307試合、打率.245、56本塁打、154打点、出塁率.308、OPS .760
アリスメンディ・アルカンタラ(Arismendy Alcantara)

両打ちで、内外野を守る「ユーティリティープレーヤー」
内野手としてキャリアスタートしたが、2014年からは外野でも出場機会を増やしている。
今年の3Aでの出場は、遊撃手としての出場が一番多い。
他にも2塁・3塁・外野も、満遍なく守っている。
二遊間を守る内野手としては、平均以上の打撃を発揮。
打線の中核を担う高い攻撃力はないが、守備の汎用性に期待しての獲得と思われる。
現在、ドミニカの冬季リーグにも出場している(2021年12月)
メジャー初ヒット動画
メジャー初ホームラン
2021年マイナーリーグ本塁打
ホームスチール動画
フューチャーオールスターの本塁打
2021年の打撃
守備動画
3A通算:474試合、打率.274、63本塁打、225打点、出塁率.327、OPS .811
MLB通算:167試合、打率.189、11本塁打、39打点、出塁率.235、OPS .550
コディ・ポンセ(Cody Ponce)
右の先発投手
近年は先発とリリーフを兼用している。
先発投手としては、三振率は平均的な数字を残している。
日本の報道では、カッターを中心としているとある
私が観戦した2017年は、カーブとスライダーを投げていた。
▼ 動画は下のリンク先にまとめています

ジョン・ガント(John Gant)

右投げの先発投手。
現在29歳
マイナー時代は先発専門でしたが、メジャー昇格後からは先発とリリーフを兼任しています。
2019年はリリーフのみので、64試合登板で「11勝1敗」。
防御率3.66の成績を残しました。
2019-2021年の3年間は、マイナーでの登板はない。
ブレーキの効いた「チェンジアップ」が特徴
2013年のBROOKLYN時代には、バルデス(元・阪神・中日)の指導を受けている。
2021年、短期間だがディクソン投手(オリックス)とチームメイトであった。
2019年以降、マイコラス投手(巨人)とも一緒にプレイしている。
2016年の動画
2021年の動画
通算成績
3A
38試合、14勝9敗、防御率3.41、208.1回、198三振、68四死球
メジャー
173試合、24勝26敗3S、防御率3.89、372.2回、325三振、211四死球
埼玉西武ライオンズ
ディートリック・エンス(Dietrich Enns)

先発&リリーフの「左投手」
リリーフ投手として入団するも、2015年からは先発投手として育成。
奪三振率はやや高め
2016年の動画
通算成績
3A
85試合、32勝24敗2セーブ、防御率4.26、393回、336三振、154四死球
メジャー
11試合、2勝0敗2セーブ、防御率3.42、26.1回、27三振、7四死球
バーチ・スミス(Burch Smith)
31歳の先発投手
マイナーリーグでは先発専門であったが、メジャーリーグでは「リリーフ」を中心に投げている。
三振率が高く、球種も多い
渡辺GMは「先発起用」を明言している

ボー・タカハシ(Bo Takahashi)
24歳の先発投手。
メジャーリーグ経験はなく、3Aの経験も1シーズンしかない。
渡辺GMの構想では「リリーフ起用」
高いレベルでの経験が浅く、先発だと即戦力としては苦しい
年齢が若く、「育成」での獲得も考えられる。

ブライアン・オグレディ(Brian O’Grady)
右投げ・左打ちの「外野手&一塁手」
ホームラン打者ではありませんが、長打指標は高い打者です。
三振は多めで、四死球も多い傾向があります。
▼ 動画は下の記事に、まとめています

通算成績
3A
228試合、打率.284、51本塁打、152打点、出塁率.362、OPS .913
メジャー
62試合、打率.184、4本塁打、12打点、出塁率.283、OPS .671
ジャンセン・ウィティ(Jantzen Witte)

2022年1月で32歳になる、ベテラン内野手
メジャー経験はない。
マイナーリーグ8年間、1塁と3塁を主に守っている。
2019年から外野でも起用されだしたが、通算35試合しか経験していない。
出塁率が高く、長打力に期待できる選手ではない。
通算成績
3A
425試合、打率.271、34本塁打、181打点、出塁率.342、OPS .744
ロマー・コドラド(Romer Cuadrado)
右投げ・右打ちの外野手
190cmを超える大型選手を「育成枠」で契約
メジャー経験はなく、最高位は2A
2021年は2Aで、81試合で10本塁打を記録している。
直近は「ベネズエラの冬季リーグ」で、37試合に出場
37試合、打率.273、5本塁打、25打点、出塁率.360、OPS .831
通算成績
2A
81試合、打率.227、10本塁打、32打点、出塁率.298、OPS .643
ジャシエル・ヘレラ(Jasier Herrera)
今年24歳になった「右投手」
育成枠で獲得している。
最高位は3Aだが、1試合しか投げていない。
コメント