MENU

【プロ野球の最高齢監督!】監督が勇退すべき年齢? / 歴代最年長87歳(コニー・マック)

connie-mack
※ 本ページはPRプロモーションが含まれています

知力・統率力と同じく、気力・体力も必要な監督業。

「人間が絶対に勝てないものは、時代と年齢」

野村克也氏でさえ、最期まで監督復帰を希望していました。

  • 監督の最高年齢は何歳?
  • 最年長監督は誰なの?
  • 監督の適齢はいつまで?

昭和の大監督は50歳代で勇退しました。

逆に平成・令和では、新監督就任の年齢が50歳代です。

時代とともに、監督を取り巻く環境は大きく変わりました。

おすすめの記事!
目次

大物監督の勇退年齢を調査 / 監督の適齢期はあるのか

  • 日本プロ野球
  • アメリカのメジャーリーグ

日米両国の監督の年齢を調査しました。

監督の最年長記録:

  • メジャーリーグは87歳
  • 日本プロ野球は74歳

監督の年齢を紹介しますね

就任時に年齢が高かった監督

監督を「引き受けた時の年齢」を紹介します。

  • メジャーリーグは80歳
  • 日本プロ野球は70歳

どちらも「実績ある監督」が復帰しました

メジャーリーグ

2011年、Jack McKeon監督が80歳で監督復帰しました。

これはメジャーリーグ、歴代3位の高齢監督の誕生でした。

2021年、10年ぶりに監督復帰したTony La Russa監督(WhiteSox)は76歳で復帰。

Jack McKeon監督の80歳を下回りますが、かなりの高齢です!!

このTony La Russa監督は、2021年6月6日の試合で「通算2764勝目」

メジャーリーグ歴代単独2位になっています!

日本プロ野球

2004年10月、仰木彬監督(オリックス)が69歳で監督就任

当時は監督就任の最年長記録でした。

2005年10月、野村克也氏が70歳で楽天ゴールデンイーグルスの監督就任。

70歳が監督就任時の最長記録です。

過去の「最高齢監督」は何歳なんでしょうか?

退任時に年齢が高かった監督(最年長監督)

今度は「監督退任時の年齢」を紹介します。

  • メジャーリーグは87歳
  • 日本プロ野球は74歳

メジャーリーグの最高齢監督 / Connie Mack

コニーマック・メジャーリーグ最高齢監督

1950年に「Philadelphia Athletics」で監督業を終えた、コニー・マック(Connie Mack)氏。

勇退時の年齢は、87歳でした。

メジャーリーグの歴史上、最高齢監督になります。

Connie Mack監督の通算記録

通算53シーズンも監督を続け、監督の「通算記録」を独占状態です。

監督通算:7755試合、3731勝、3948敗

53年間も監督ができたのは球団オーナーだから

53年間も監督を続けたのは、「オーナー兼任監督」だったからです。

オーナーですから、誰からも解雇されません!

立場は安泰だったんです。

53年も監督をやれば、通算成績は積み上がり続けるわけです。

87歳まで監督として采配を振いました。

かなりの気力と体力がないと、厳しいですよね

スーツ着用で監督するのが特徴だった

コニーマック・監督最長記録保持者

スーツ姿で采配を振るうのが特徴的。

実は監督のユニホーム着用は、規則化されていません

今も同じです

日本の最高齢監督  / 野村克也

1996年9月23日甲子園球場(筆者撮影)

野村克也・最高齢監督

日本プロ野球の最高齢は、74歳で勇退した野村克也氏

1969年11月、34歳の若さで「選手兼任監督」に就任。

実は監督就任要請に断りを入れたが、球団上層部の懇願に折れての監督就任でした。

「ドン・ブレイザー氏」のヘッドコーチ就任を条件に受け入れました。

野村克也監督は4球団で采配を振るった

  1. 南海
  2. ヤクルト
  3. 阪神
  4. 楽天

監督通算24シーズンで4球団を経験。

最後の球団「楽天ゴールデンイーグルス」を、74歳で勇退しました。

野村監督の監督通算記録

監督通算:3204試合、1565勝、1563敗

昭和の大物監督の勇退年齢/ 川上哲治・鶴岡一人

  • 川上哲治氏は「54歳」
  • 鶴岡一人氏は「52歳」

昭和を代表する、大御所監督勇退時の年齢です。

当時は50歳代での監督勇退が普通でした

今や、60歳代での監督就任に誰も驚きません

時代の移り変わりを感じます。

読売ジャイアンツの原辰徳監督は、60歳で監督復帰。

私が子供の頃に見た川上監督は、「お爺さん」に思えましたが50歳代でした。

今なら、新監督就任の年齢です。

▼川上哲治氏の「打撃成績」の凄さを紹介

  • 人の気力・体力が伸びているのか?
  • それとも人材難の時代なのか?

意見分かれるところでしょう。

昔は監督デビューが、早すぎたのかも知れません。

現役引退→即監督就任なんてパターンも、平成に入ってからは激減しています。

(直近では井口・高橋由伸氏)

「選手兼任監督」も復活かと思われたが、成功例が少ないです。

谷繁氏を最後に、採用に踏み切る球団は暫く途絶えそうだ。

53歳は「老いぼれ監督」? / 上田利治

1988年11月9日甲子園球場(筆者撮影)

上田利治・阪急ブレーブス

平成初期、53歳で監督を辞任した上田利治監督(阪急ブレーブス)

退任会見では、自分を「老いぼれスキッパー」と表現。

監督退任の理由に年齢を挙げていました。

令和の時代では、53歳を「老いぼれ監督」と表現するのは無理があります。

そんな上田利治氏も、58歳で日本ハム監督復帰しています。

令和に誕生した新監督、

  • 与田剛(中日)
  • 佐々岡真司(広島)

両氏の就任時は、年齢が53歳に近かった。

令和4年から指揮を執る「立浪和義」新監督も、就任時の年齢は52歳です。

もう53歳を「老いぼれ監督」なんて思う人はいませんよね

まとめ / プロ野球の最高齢監督と適齢

  • メジャーリーグ最高齢監督は87歳
  • 日本プロ野球の最高齢監督は74歳

昭和の名監督は50歳代で勇退しましたが、令和の監督は就任年齢が50歳代です。

もう53歳が「老いぼれ監督」なんて、言われることはありません

野村克也氏の74歳もいつか破られるはずです。

野村克也氏曰く「監督の年齢に制限はない」

健康体を維持できれば、年齢なんて「監督の条件」にならないかもしれません。

監督が勇退すべき基準は、年齢ではなく「時の体調次第」と言えるでしょう。

プロ野球最年少監督

メジャーリーグでの最年少監督は「20歳」ですが、1800年代の話です。

1900年代のメジャー最年少は、

  • 兼任監督は24歳
  • 専任監督は31歳

日本プロ野球の最年少は

  • 兼任監督は25歳
  • 専任監督は32歳

▼ 名前・経歴などの詳細は、下の記事にまとめています 

・ プロ野球の最年少監督

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本野球・アメリカ野球の旅行情報を中心に発信しています。

野球観戦歴は50年、日本野球1000試合以上、アメリカ野球600試合を生観戦してきました。

・日本プロ野球全本拠地
・メジャーリーグ全本拠地
・マイナーリーグ100球場

野球場巡りをした実体験を元に、旅行情報をまとめています

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次