2020年7月、田中将大投手(ヤンキース)が着用を検討していると報道された、頭部保護帽子。
見た目の奇抜さから、各投手が使用を敬遠されている、奇妙な帽子。今後は普及するのでしょうか?
打球から頭部を保護する、パット付き帽子 / 日本でプレイする来日外国人選手
アメリカで導入済みのこの帽子、本国アメリカでも普及率は低いままです。近年、着用する投手を見かけなくなりました。
トレーニング方法や打撃技術の上昇に伴い、打球速度は上がり続け、ライナー性の打球で負傷する投手が後を絶たず、危険対策として発案された帽子です。
しかし見た目やフィット感を理由に敬遠する投手がほとんどで、メーカーも改良を進めているようですが、状況は全く変わりません。
日本の高校野球は、打撃投手にギア着用を義務付けていますが、試合での着用は実施していない。
日本での採用の可能性は
日本のプロ野球でも、もちろん着用する投手は現れておらず、議論の題材として取り上げられることもありません。
アメリカで普及しない限り、日本で使用されることはなさそうです。世間が大騒ぎする程の事故でも起きない限り、実現はしないでしょう。
使用経験者が来日 / アレックス・トーレス投手(BCリーグ)
メジャーリーグで「パット付き帽子」を使用した、数少ない経験者である、Alex Torres投手。
彼は日本の独立リーグ・BCリーグで(2018-19年)プレイしていますが、「パット付き帽子」を日本では着用していないようです。(恥ずかしながら、BCリーグの観戦経験がないので情報がない)
独立リーグの打者レベルでは、危険な打球の心配なしと言うことでしょうか。
帽子制作費の問題もあるだろうが、話題性でマスコミに取り上げられ、宣伝効果はあったと思うのだが。
写真は2015年6月21日に、Atlantaで撮影しました。
さあ、日本プロ野球第1号は誰?
これであなたも有名人。記憶に残る選手になれる。できれば、このタイプを着用して欲しい。
話題沸騰間違いなし!!
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