令和になって最初に流行った「フェースガード」
メジャーリーグでの流行を、日本野球界でも取り入れたギアです。
死球から顔を保護 / フェースガード「C―FLAP」
ヘルメットに装着した「フェースガード」
正式名称は「C-Flap」。
St. Louisに本社に置く「MARKWORT社」の製品です。
顔面死球がきっかけ
マイアミ・マーリンズのマイク・スタントン選手が顔面死球を受けて、復帰後にヘルメット着用したのが、きっかけでした。
・投球
・送球
・牽制球
ボールから顔を守り、再度の故障を回避する目的でした。
「C-Flap」呼ばれる特製パーツを、顔の輪郭に合わせて、角度を調整しながら手作業で装着します。
いつかは、「一体型」を生産すると想像します。
2019年の読売ジャイアンツ
原監督の意向で、キャンプの打撃練習では多くの選手が使用。
その後、他球団も追随して、大きな広がりを見せました。
一時的な流行で終わる気配なく、常識の始まりだと思われます。
2019年2月15日に、沖縄セルラースタジアムで撮影
1979年、日本プロ野球で採用していた
近鉄時代のマニエル選手が、フェースガードを使用した経験があります。
優勝を争う「近鉄バファローズ」の中心打者。
八木沢投手のボールが顔面を直撃して、あごを骨折。
ドクターストップを振り切って退院。
応急措置として、ヘルメットにフェースガードを装着しました。
アメリカンフットボールの改良型でした。
強度はどうだったのか、今となっては疑問ありです。
アメリカではバットボーイも ?
アメリカのマイナーリーグでは、フルフェースのヘルメットを着用する、バットボーイも見かけるようになりました。
現時点では稀な存在だが、いつか日本でも導入されるのか?
バットボーイではなく、打者がフルフェイスを装着するかも(笑)
2019年5月17日に、Burlington(1A)で撮影
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