メジャーリーグで活躍したグレッグ・ハリス投手は、両手投げグラブを日本のメーカーに製作依頼したようです。
メジャーリーグと日本プロ野球で使われた「6本指グラブ」は、ミズノ社製だった
「二刀流」と言っても、投打ではなく、左右の両手投げ。残念ながら日本の1軍の公式戦では、未だ実現していません。
南海ホークスでプレーした近田豊年投手は、左右投げでの登板を目指しましたが、本来の左投げとしても1軍で通用せず、公式戦1試合で引退しています。
メジャーリーグで実現している「両手投げ」
既に1980年代のメジャーリーグでは、「Greg Harris」という両手投げの投手が存在しており、日米野球でも来日しています。
Greg Harris投手なんですが、マウンドまでグラブを2つも持参するわけにもゆかず、考えだしたのが「6本指グラブ」。これならベンチに、グラブを取り換えにゆく必要がない名案です。
彼が使用していた「6本指グラブ」は「made in Japan」。
日本製です!!
当時から優れた技術を有していた、日本企業が制作していたんですよ。
写真はGreg Harris投手。1986年11月6日に甲子園球場で撮影。
遂に日本にも「6本指グラブ」
近田豊年投手が使用していた「6本指グラブ」は、同じくミズノ社製でした。Greg Harris投手のグラブを制作していた実績を耳にして、同じメーカーに依頼したと想像します。
近年では各日本メーカーが「6本指グラブ」の製作・販売に乗り出し、今ではネット販売もされているようです。
今では市販での入手可能となったが
「しかし需要あるんですかね?」チーム内で使い回しでもするのでしょうか。
販売実績が思い通りに行かなければ廃版必至なんで、コレクションするなら今のうちでしょう。
大手通販サイトで検索すれば、数点見つけることができるようです。
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1990年代にオーダーメイドしたコレクター心理
コレクターとは凄いもので、1990年代にオーダーメイドした「6本指グラブ」を、知人が所有しているとの連絡を受け、写真を拝借しました。
コレクションの幅、広過ぎ!!
6本指グラブが珍しいとは言え、数万円かけて特注で制作・購入するとは、驚きものです。これぞコレクター心理ですかね。