ホエールズ時代も含めて、長い歴史を誇るベイスターズ。
多くの外国人選手が来日しています。
来日外国人シリーズ(OB編) Robert Rose(横浜)
90年代のプロ野球界を席巻した、横浜史上最強の外国人選手、Bobby Rose選手。
日本での登録名は「ロバート・ローズ」ですが、アメリカでは「ボビー・ローズ」で登録されており今も同様です。
来日までの経歴
マイナーリーグ時代には、有望株選手として期待されていましたが、遠征の移動中にチームバスが事故を起こし、その時の怪我の影響で出世の道を逸しています。
1993年に来日した際には、同僚の「ブラッグス選手」の方が期待値はかなり高く、守備力を評価しての来日でした。
マイナー通算成績(7年間)、通算648試合・打率.288、本塁打 49本、打点 372。
メジャー通算成績(4年間)、通算73試合・打率.245、本塁打 5本、打点 23。
アメリカでの詳細な成績は、リンク先でどうぞ
↓↓↓↓
https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=rose–006rob
写真は1993年5月4日に、甲子園球場で撮影しました。
日本での経歴
1990年代を代表する来日外国人でもあり、横浜ベイスターズでは「史上最高の外国人」と評されています。
1993年の初来日から退団を決断した2000年までの8年間で、
通算1039試合・打率.325、本塁打 167本、打点 808。
守備力が重視される二塁手で、通算でOPS.933を記録。
勝負強いことでの評価も高く、平均90打点を稼ぎだし、99年には153打点を叩き出してるんですよねえ。最後は4年連続、出塁率4割超えで現役終了しました。
1999年の優勝時は、打率.369、本塁打 37本、打点 153、OPS.1.093。これだけの成績を収めながらも、シーズンMVPを逃しています。因みにMVPは野口茂樹投手(中日)。
2年間のブランクがありながらも、2003年に千葉ロッテマリーンズと契約しましたが、キャンプ終盤に引退を決意し、日本球界を去っています。
写真は2000年3月9日に甲子園球場で撮影しました。
サインは2015年10月21日に頂きました。
引退後、アメリカで打撃コーチを歴任
2013年から、Texas Rangersのマイナーリーグで打撃コーチを歴任していましたが、2018年からはBaltimore Oriolesへ移籍して、こちらでもマイナーリーグで打撃コーチを務めています。
2019年はFrederick Keys(1A)に所属しており、オールスターゲームでは打撃コーチも行いました。
私は2015年のHigh Desert Mavericks(1A)時代に、観戦経験があります。
日本在籍時代とは、風貌が大きく変わっており、サングラスをかけていると、一見しただけでは、誰であるのか分からなかったです。
実際サングラスを外しても、あまり面影はなかったが。
マイナーでのコーチ歴7年間で、最高がHigh-1A(4軍)なのでメジャーリーグでのコーチデビューは、まだまだ先になりそうです。
因みに
2021年のプロ野球界では、活動されていません。
写真は2015年10月21日に、AFLで撮影しました。
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