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日本プロ野球の礼節 デットボール(死球)で謝罪する理由とは

テレビ中継が増えた影響で広く知られるようになった、メジャーリーグの「Unwritten Rule(暗黙のルール)」。簡単に言えば、ルールに明記されていない「業界の掟」ということです。
「大量リードの時にバント・盗塁はするな」「ホールランを打っても走塁中に派手に喜ぶな」など、相手チームに敬意を払う目的が多いようです。

 

片や日本では試合中の「業界の掟」よりも、「礼儀・挨拶」に重きが置かれています。
学生スポーツの礼儀・挨拶はプロ野球界でも引き継がれており、「一礼してグランドへ入る」「相手チームの年上選手に一礼する」「学校の先輩選手の元へ挨拶へ伺う」など、プロ野球観戦に行くとよく見かけるシーンですよね。

又、死球与えた投手が帽子を取って謝罪する、日本特有の「Unwritten Rule(暗黙のルール)」も存在しています。ピッチャーライナーを打った打者は謝罪しないのに、投手は謝罪の必要があるのは矛盾感じるのだが。


投手コーチに付き添われ、相手監督にお詫びへ向かう新人・斎藤友貴哉投手(阪神)。
前日の試合で、広島カープの有望株・中村奨成選手に頭部死球を投じ、救急搬送させてしまった事への謝罪です。

同じチームとの対戦を繰り返す日本プロ野球事情からすると、お互い因縁を引きずったり、後の死球が報復だと誤解を招かぬよう、礼を尽くして一度清算しておくことは必要だと思われます。
死球を与えた時に、帽子を取って謝罪するのも同様の理由なのでしょう。「乱闘を未然に防ぐ」「因縁を引きずらない」為の最良の方法と解釈しております。

水本勝己監督(広島)からの「気にするな!」の言葉かけが聞こえてきそうな、清々しい一コマ。

写真は2019年6月19日に、鳴尾浜球場で撮影しました。

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