新来日外国人選手 / Rangel Ravelo(元Cardinals)
オリックス・バファローズとの契約合意を報じられてから、なかなか正式発表がされないラベロ選手。
7月26日、正式契約が発表されました。
キューバ生まれの「一塁手&外野手」
現在29歳。
▼ 2014年6月25日の写真(筆者撮影)
ラベロ選手の経歴
15歳の時に家族全員で、キューバからアメリカへ渡っています。
フロリダの高校へ通い、2010年のドラフト6巡目でWhiteSoxが指名。
同年6月16日に契約。
入団時は三塁手でした。
2014年に2Aまで昇格しましたが、
同年12月、Athleticsのエース格・Jeff Samardzija投手獲得のため、トレードで移籍しています。
Marcus Semien,Chris Bassitt, Josh Phegley、計4選手でAthleticsへ移籍
Athleticsでは3Aどまり
2017年4月、Cardinals傘下へFA移籍
2019年6月17日、 Cardinalsでメジャーデビューを果たしました。
2021年はDodgers傘下のOklahoma City(3A)でプレーしています。
26試合、打率.407、本塁打8、打点27、出塁率.504、OPS.1.263
選手としてのタイプ
打率を残せる「ラインドライブヒッター」です。
「ホームランバッター」ではありません。
マイナーリーグでの成績は、
- 四球率は、平均よりやや上
- 三振率は低い
ボールを捉えるスキルが高く、毎年三振率を10%台に収めています。
打球方向は、ライトへの打球が毎年30%超
「引っ張り」と「流し打ち」の比率も、大差ありません。
データから見える選手像は、
三振が少ない、流し打ちが得意な打者
ホームランは、2018年の3Aでの「13本」(347打数)が最高です。
入団3年目まで三塁手でしたが、
2013年からは「一塁」と「外野」に専念しています。
3A通算:444試合、打率.300、本塁打50、出塁率.378、OPS.847
MLB通算:42試合、打率.189、本塁打3、出塁率.250、OPS.601
動画(メジャー時代)
2019年
2020年
動画(ウインターリーグ時代)
ホームランシーン
乱闘シーン
乱闘シーン
▼ 2022年の来日外国人選手の紹介
2021年の展望
「一塁&DH」での起用が現実的です。
福田・宗・吉田・T-岡田、モヤ選手など、打力のある選手が左打ちに偏りがあり、右打ちの「コンタクトヒッター」は、起用の汎用性に期待できます。
T-岡田、モヤ両選手との併用で、左投手の場合は優先起用になりそうです。
大活躍はできませんが、戦力にはなってくれそうな選手ですね。
不安要素として、6月7日が最後の出場試合です。
なんと!
1か月半も、実戦を離れています!!
- 日本入国後2週間の「隔離生活」
- 2軍での2週間程度の「短い調整」
新外国人は「短期間の調整」に苦戦しています。
今年は「慣れる時期」と割り切り、来年に期待するべき!
実力発揮は、2022年だと覚悟しましょう
リリーフが安定すれば、「優勝のチャンス」がありそうなチーム事情
初見が有利な「投手」を優先補強して、ベルペン層を厚くして欲しいところですよね?
外国人投手は、「ヒギンス投手」しかいない!
まず「ハラハラ継投を何とかして!」
オリックスファンの声が聞こえてきそうです
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▼ 元・来日外国人選手は、アメリカ球界でコーチとして活躍中です
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あなたにとっての「懐かしの外国人」は、いるでしょうか?
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