無観客試合を予定、プロ野球の動向を参考に開催中止、
と予想通りの展開となった選抜大会。
「開催実施」「大会中止」、いずれの選択をしても、クレームの電話が高校野球連盟へ殺到することは必至だったことでしょう。
こちらも予想通りに沸き起こった、出場予定校の「救済措置」。
春夏共同開催の提言は、大会期間の短さと参加校の多さから、実現困難なのは想像がつきます。
利用価値がある、「2020年東京オリンピック」に伴う「空白の3週間」
私案は代替措置として、各代表校が甲子園球場で1試合づつ行う「エキシビションゲーム」です。
自国開催の東京オリンピックを、盛り上げることを前提として設けた、3週間のプロ野球空白期間を利用すれば、いかがでしょうか?
7月19日から8月9日までの3週間、甲子園球場でのプロ野球の試合はありません。
オリンピック期間の3週間内に、高校野球を(あくまで最大)16試合実施したところで、オリンピック人気に及ぶ影響なんて些細なものでしょう。
オリンピックが中止になった場合には、プロ野球の延期試合が組み込まれるでしょうが、3週間もあれば調整は可能な筈ですよね。
私案の実施条件は以下の通り
・夏不出場校のみ
夏の大会出場校は、そちらを優先。掛け持ちの疲労度も考慮。
春夏連続出場校も予想されるので、25~30校と思われます。
・1日2試合(午前8時・午後6時開始)
炎天下の試合を避け、比較的暑さが和らぐ、早朝と夜間の2試合に限定。
春の代表校は32校。よって最大でも8日で完了できる。
・奇数の場合は、秋の神宮大会の最上位校が2試合参加
予選の上位校が2試合する分には、不満少ないでしょう。
・組み合わせ抽選は実施しない
夏の地方予選敗退が早かった高校から、順次試合を組み合わせてゆく。
・私案の日程
7月28日~8月3日 エキシビション試合(予選敗退校から順次)
8月4日~5日 予備日
8月6日~8日 甲子園練習
8月9日 開会式リハーサル
8月10日 第102回全国高等学校野球選手権大会
選抜大会「優勝の夢」を叶えることはできませんが、
目標であり憧れでもある甲子園球場で、旧友と共に戦う「ガチ試合」が1試合でも実現できれば、球児の留飲も下がるのではないでしょうか。
1・2泊の宿泊なら学校の経費負担も少ないでしょうし、学校応援を自粛して経費自己負担にしても、夏休みのアルバイトで賄えると思います。
選手・父兄・阪神電鉄・在庫抱えた業者さん、その他の皆さん、誰も損しない案だと思います。
皆さんはどうお考えでしょうか?
もちろん、8月に感染状況が改善している保証はありませんがね。
以上、素人の戯言でした。
「何故、高校野球だけ特別扱いされるのか」という世間の疑問同様に、私は「何故、高校野球以外のスポーツは、救済措置が論じられないのか」疑問に思っています。
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高校野球もプロ野球も中止で、暇な時間が増えた現在、この時間を利用して映画を視聴中です。皆さんも、この期間を有効に活用してはいかがでしょうか。