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病と戦った、プロ野球選手

プロ野球選手・闘病と復活

 

医学・リハビリの進化もあり、伸びつつある選手寿命。怪我に限らず、病を克服しての現場復帰も実現しています。
ここでは近年復帰を果たした、プロ野球選手に焦点を当ててみましょう。

 

 

がん

 「がん」は日本人の死因第1位を占めています
日本人の2人に1人が癌にかかり、3人に1人が癌で死亡しているデータもあり、男女ともに40歳以降から増え始め、高齢になるほどリスクが高まるようです。がん増加の背景には食生活の欧米化が考えられています。
しかし癌の早期発見で、良好な経過が期待できるようになったのは、現代社会の嬉しいところです。

特に生計を担う男性は、家族の生活や仕事など、多方面に与える影響が大きいものです。

 

ガン検診

私は介護士という職業の性質上、末期がんの方々の介助をしてきましたし、ホスピス(終末医療の緩和ケア施設)への送り出しも経験があります。あまり他人事には思えません。


胃がん

 早期の胃がんは無症状のことが多く、50歳以上の方は発がんリスクが高いと言われています。
胃がんは男性の死亡率2位だそうですが、男女全体で見ると死亡率1位のようです。

私は2019年に、胃カメラ検査でピロリ菌が見つかり、投薬治療を受けました。ピロリ菌は胃がんの危険因子だそうです。検査を受けたことで、早期発見できたことは幸運でした。


赤松真人(広島カープ)

 2016年末、奥さんの勧めで初めて受けた、人間ドック。
必要ないと気が進まずも、奥さんの強い勧めがあり受診したと、インタビューで答えています。
胃の検査を受けたところ初期の胃がんと診断され、胃の半分を摘出しましたが、後の検査でリンパ節へのがん転移が発覚。副作用の強い抗がん剤を投与しながら、復帰を目指してのリハビリとなったそうです。

2018年、2軍公式戦に復帰されています。残念ながら目標であった「1軍復帰」ならずに、2019年での引退発表されましたが、癌手術からの復帰された事実は、記憶され続けることでしょう。
がん発覚がもう少し遅ければ、2軍復帰すら及ばなかった想像します。早期発見に命救われています。

写真は2018年4月12日に、由宇球場で撮影しました


大腸がん

 大腸がんは男性の死亡率3位だそうです。(国立がん研究センター資料より)
食生活の欧米化が原因と考えられています。

私は市役所から送られてきた「大腸がん検診クーポン」を使って、大腸がん検診を受けた経験があります。私費を使って、2018年にはカメラによる大腸検査も受診しました。

 

原口文仁(阪神タイガース)

 2019年春季キャンプ直前の1月24日、twitter上で大腸がんを公表しています。
原口選手も赤松選手同様に、人間ドックで大腸がんが発覚したようです。1月末に手術を受け、早くも5月に2軍公式戦に合流、6月には1軍に昇格しています。
がん患者への社会復帰啓発も込めた世間の後押しもあり、オールスターゲームに選出され、試合では本塁打を放っています。

こちらも人間ドックで早期発見できたパターンです。早期発見であれば、早い社会復帰も可能だと証明してくれました。

 

写真は2019年5月28日に、鳴尾浜球場で撮影しました。

 

ガン検診

 

 脳腫瘍

 

発症の原因は明らかになっていないようで、指針として定められている検診もないようです。
脳腫瘍も脳ドックで見つかることもあり、私の母親は病院の検診で発見され、手術を受けた経験があります。後遺症で聴力障害が少しあります。


横田慎太郎(阪神)

 ドラフト2位の大型新人で、2世選手としても注目された横田慎太郎選手。父親は新人から、2年連続3割を記録した横田真之氏(ロッテ)。
順当な成長曲線を描き、3年目の2016年には開幕戦で先発メンバーに抜擢されています。

飛躍が期待される2017年、頭部の痛みを訴えて大阪の病院に受診。そこで脳腫瘍の診断を受けています。
抗がん剤投与と放射線治療を耐え抜き、育成選手としてグランド復帰を果たしましたが、2019年オフに引退を決断しています。
再発のリスクを抱えながらの、リハビリと練習の日々でしたが、1軍復帰はなりませんでした。
今後も野球界には携わるようですので、今後の活躍に期待したいものです。

 写真は2019年6月18日に、鳴尾浜球場で撮影しました。

 

 盛田幸妃(横浜・近鉄)

 横浜大洋ホエールズから1位指名され入団。横浜・近鉄の投手として、14年間プロ野球に在籍されました。

1998年に脳腫瘍と診断され、摘出手術を受けています。
右麻痺が残っている状況でのリハビリから、翌1999年には早くも復帰登板を果たしました。2001年にはオールスターゲームに選出さています。
2002年に引退され、解説者として活動されていましたが、脳腫瘍の転移と手術の繰り返しもあり、45歳でお亡くなりになられています。
脳腫瘍から1軍公式戦に復帰した、最初の投手でしょうか。

 

写真は1989年3月8日に、日生球場で撮影しました。


津田恒実(広島)

 広島東洋カープに1位指名され入団。1年目から活躍して新人王に輝いています。
血行障害からの復帰を目指すのを期にリリーフへ転向し、カムバック賞も受賞しました。
1991年、脳腫瘍が発見され闘病生活が始まりましたが、残念ながらグランドへの復帰を果たせず、32歳の若さで現役時に死去されています。
2012年には野球殿堂入り。

 

写真は1983年3月31日に、西宮球場で撮影しました。

 

 以上、「病と戦った、プロ野球選手」でした。
早期発見・早期治療が重要で、適切な治療とリハビリにより、社会復帰も可能な状況なようです。
小さなサインに気づき、家族の為にも早期の行動を心掛けたいものです。

 

ガン検診

 

 

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