禁止するより、儲からないシステムの考案を期待
チケット
いよいよ国会までが動きだした、チケット転売問題。
利益目的の売り手が、観戦希望者の正規購入機会を妨げるのが問題化し、2020年東京オリンピックに向け法整備がされています。反社会的勢力の資金源となっているのも問題。
「平日の定価割れ」という恩恵を受ける私には、嬉しい転売システム。且つ、人気カードのチケット争奪戦に加わる知恵も時間もなく、ファンクラブ未加入の私には維持して欲しい制度です。
転売の上限額(10%アップ程度)を記載しておいて、超過取引には売り手・買い手の両者を罰する事で防げないだろうか。所用で空席のままなのも勿体ない。
転売しても儲からないシステムにすれば、観戦する気がない購入者が現れることもなく、観戦希望者のみが購入できる状況にならないだろうか。
アメリカには合法的な転売組織があり、メジャーリーグと提携して転売を推奨していますが、手数料が高過ぎて、買い手としてはツライ。
日本は手軽に売り買いできる環境作りを望みたいものです。
直筆サイン
球団が自粛を求める、サイン転売。善意を金銭に替える不貞に、批判が集まっています。
チケット転売と同じく、転売自体を禁止するのではなく、転売しても儲からないシステム構築を目指してはどうだろう。
球団・選手が一体となって、安価な公式直筆サイングッズを定期供給してゆけば、ファンが真偽不明なサインを購入することも減り、転売者も儲からなくなると思うのだが。
ファンにとって、印刷サインは欲求を満たすレベルではないし、公式サイングッズは高価で生産数も少ないのが現状。
祖父が集めた骨董品を売る遺族同様、没後に破棄せず、希望者に安価で引き取ってもらう道は、残しておいて欲しいものです。
私が頂いたサインも、棺に入れるより、他の誰かに委ねたい。
写真は1988年10月15日に、大阪球場で撮影しました。
サインは1998年3月に、杉浦忠氏から甲子園球場で頂きました。