西武ライオンズが「新外国人選手」との契約を発表しました。
私の観戦経験がある選手ですので、取り上げてみました。
どんな選手かを調査したので、経歴を紹介しておきます。
記事後半には「動画」を集めています。
あなたの眼で「どんな選手か?」確認してみてください
新来日外国人選手 / Burch Smith
▼ 2014年10月11日撮影(筆者撮影)

埼玉西武ライオンズと契約した「スミス」投手。
右投げの先発投手。
メジャーリーグでは「リリーフ起用」が中心でした。
現在31歳。
スミス投手の経歴
▼ 2017年10月19日撮影(筆者撮影)

・2009年(49巡目)と2010年(20巡目)、2度ドラフト指名されたが入団拒否
・2011年、14巡目でPadresに入団
Rookie級からキャリアスタート
・2012年、1Aで26先発で9勝をマーク
・2013年5月11日、23歳で早くも「メジャーリーグ昇格」
7先発を経験している(1勝)
・2014年と2017年、「アリゾナ秋季リーグ」に選抜
アリゾナ秋季リーグ:
メジャーリーグ全30球団から、6名前後の有望なマイナー選手を選抜して、派遣・構成されるリーグ。
毎年10月~11月に実施されている「スター選手の登竜門」である。
・2014年オフ、Wil Myers選手とのトレードでRaysへ移籍
・2015年、トミージョン手術
2年間をリハビリに費やしました
・2018年以降は、メジャーリーグと3Aを往復しています
▼ 2021年の成績
メジャー
31試合、1勝1敗、防御率 5.40、43.1回、28三振、12四死球
3A
4試合、0勝0敗、防御率 10.13、5.1回、7三振、4四死球
▼ 通算成績
メジャー
102試合、5勝11敗、防御率 6.03、191回、184三振、93四死球
3A
39試合、14勝8敗、防御率 3.49、180.1回、197三振、85四死球
選手としてのタイプ
2017年10月19日撮影(筆者撮影)

プロ入り以来、先発投手としてプレイしていました
チェンジアップ・カーブ・スライダーと、球種も豊富な投手です。
デビュー当時と比較して、現在は腕の位置を少し下げている
2014年の観戦時は、高めの4シームとスライダーを多投していた記憶あり
先発投手としては高い三振率を記録し、マイナー時代には各クラスで三振率が高い
四死球はやや少ない傾向があったが、メジャーレベルでは四死球率が上昇傾向
▼ 西武ライオンズの2022年新外国人選手


動画(メジャーリーグ)
▼ 2022年の「新外国人選手」をリスト化しています。
現在、契約が決まっている選手のみ掲載済み

2022年の展望
渡辺GMは「先発起用」を明言しています。
先発で「年間100イニング」以上投げたシーズンは、2012年しかありません。
イニングイーターとしての活躍は、期待しない方が良いでしょう。
投手起用に苦慮している「球団事情」
先発で苦戦した時には、リリーフに回すことが考えられます。
三振率が高い投手で、四死球連発タイプでもないので、リリーフで上手くハマることも期待したいところ。
▼ 過去の「来日外国人選手」の2021年「投手・打撃成績」を調査しました。
(アメリカ・メキシコ・韓国・台湾)

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