西武ライオンズが,、契約を発表した「オグレディ」選手。
私の観戦経験がある選手でしたので、
どんな選手か経歴を紹介しておきます。
記事後半には「動画」を集めています。
あなたの眼で「どんな選手か?」確認してみてください
新来日外国人選手 / Brian O’Grady
▼ 2016年10月22日の写真(筆者撮影)

西武ライオンズが獲得した「オグレディ」選手。
右投げ左打ち
外野&一塁
現在29歳。
2014年のドラフト8巡目指名(全体245番目)
2019年8月にメジャーデビューしています
▼ 2022年の新来日外国人選手を、まとめています

オグレディ選手の経歴
・2014年6月、Cincinnati Redsと契約
Rookie級のBillings Mustangsに配属
・2015年4月、Dayton Dragonsに昇格
・2015年8月、Daytona Tortugasに昇格
早くもHigh-1A(当時4軍)まで、昇格しています。
・2016年、Daytona Tortugasで1年間プレイ
シーズンオフには「アリゾナ秋季リーグ」に選抜
アリゾナ秋季リーグ:
メジャーリーグ全30球団から、6名前後の有望なマイナー選手を選抜して、派遣・構成されるリーグ。
毎年10月~11月に実施されている「スター選手の登竜門」である。
▼ アリゾナ秋季リーグの動画
筆者が観戦した試合が、偶然アップされていた!
・2017年4月、Pensacola Blue Wahoos(2A)に昇格
・2018年7月、Louisville Bats(3A)に昇格
シーズンオフには、冬季リーグに参加しました。
10月、ドミニカ冬季リーグ
11月、メキシコ冬季リーグ
・2019年8月、メジャーリーグデビュー
・2019年11月、Tampa Bay Raysへトレード移籍
2020年シーズンは2試合のみ出場
・2020年11月、Tampa Bay Raysを解雇
・2021年、San Diego Padresと3Aでプレイ
今年の3Aは、打者有利な「Triple-A West」での成績です。
2021年の成績
3A
74試合、打率.281、15本塁打、46打点、出塁率.366、OPS .913
メジャー
32試合、打率.157、2本塁打、9打点、出塁率.267、OPS .600
▼ 日本とレベルの近い、3Aとメジャーの通算成績
通算成績
3A
228試合、打率.284、51本塁打、152打点、出塁率.362、OPS .913
メジャー
62試合、打率.184、4本塁打、12打点、出塁率.283、OPS .671
選手としてのタイプ
▼ 2016年10月22日の写真(筆者撮影)

本塁打は2018年の28本が最高ですが、他の年は15本以下しか記録できていません。
ただ長打指標のISOは、2018年から2割超えと、かなり高い長打力を発揮しています。
「打席数に対して、長打の割合が高い」
四球率も高く、プロ入りしてから毎年高い数字を記録しています。
三振数も多い選手ですが、四球率も高いので、深いカウントまでボールを見てゆくのが、原因かもしれません。
守備位置は「外野兼一塁」
外野を主に守っていて、一塁での出場は少な目です。
守備力は平均的な数字がでています。
動画(メジャーリーグ・マイナーリーグ)
2019年(メジャー時代)
2021年(3A時代)
▼ 西武ライオンズの2022年新外国人投手


2022年の展望
▼ 2016年10月22日の写真(筆者撮影)

外野手が固定できない上、長距離砲が右打者へ偏った戦力構成。
チーム事情にマッチした選択でしょう。
元々強打者が多いチームで、長打力を外国人に依存していません。
「当たれば儲けもの!」
そんな気持ちで、長い目で見て欲しいものです。
▼ 過去の来日外国人選手の2021年投手・打撃成績を調査しました。
(アメリカ・メキシコ・韓国・台湾)

コメント